中国の反日デモ。それどこ情報、どこ情報よー？
こんばんは。
先週から中国で過激なデモ。というより暴動が連日起こっています。
今日はその事で思った事を書きたいと思いました。
いろんな視点で思うことはあるのですが、映像で日本企業の窓ガラスが全部割れていたり、イオンで略奪されたり、なんか燃えているのを見たりすると、やっぱり思うのが、
「現地の日本人は大丈夫なのか？」
って事です。
今の時期の中国に遊びにいって、暴動に巻き込まれたとかなら、馬鹿の自己責任でいいですが、これほど中国でのビジネスが大きくなると、個人の意思とは別に会社の業務として赴任している人だって沢山いるでしょう。
中国なんかで働くやつが悪い。とか単純に言える問題ではないはずです。
で、何が言いたいのかというと、「日本人である」というだけで、普段以上にトラブルに巻き込まれる可能性が高いという事と、デモが既に映像を見た限りでは「暴力」にまでなってきているという事です。
ネットが普及した事で私達はＴＶ以外の情報に触れる事ができるようになりました。
そして、ネットだけを盲信してはいけませんが、私達が第一ソースだと思っていたＴＶはいろんな思惑から、国民に真実を伝えていない場合もあるという事を学びました。
だからこそ、不安にも思うのです。
ＴＶでは本当にまずい事は報道しないんじゃないか？と
何でもかんでも過剰にネットの情報を鵜呑みにするのもよくないし、かといって、テレビは恣意的に情報が編集されている可能性もある。
だったら、私達は何をまず知るべきなのでしょうか？
そんなわけで、僕が思うのは、総領事館とかの情報だと思うのです。
国を信じろとは言い切れませんが、ここの情報さえも信じないのなら、何も信じられないかなぁと。
ここに書かれている事は、駐上海日本国総領事館の注意喚起です。
中に書いてある、邦人から寄せられた情報はソースがないので、真実かはわかりません。
ただ、そういった寄せられた情報と、今の中国の情報を鑑みて、中国で行動する場合の注意が総領事館から出されているわけです。
抜粋すると、
１．グループで深夜に食事をしていたところ、中国人に因縁をつけられ暴行を受けた。
２．タクシーで移動中、不審なバイクの運転手からタクシーの運転手に「金を払うので、乗客を降ろせ」などの要求があった。
３．複数名で歩道を歩いていたところ、中国人からペットボトルを投げつけられ、「ばかやろう」との罵声を受けた。
４．複数名で歩道を歩いていたところ、中国人から「JAPANESE」と言われ、１名が麺をかけられ怪我を負い、１名が眼鏡を割られ持ち去られた。
５．歩道を歩いていたところ、中国人から「日本人か」と声をかけられ、突然、脚を数回蹴られ打撲傷を負った。
６．歩道を歩いていたところ、向かってきた電動自転車の中国人に「JAPANESE」と言われ、炭酸飲料を頭にかけられた。
真実かどうかというのもありますが、少なくともこういった事が今の中国では起きるだけの根拠と環境があるわけです。
僕は差別やいじめが０の世界なんてものは信じていないので、日本人というだけで外国で差別等が行われるのは仕方がない場合もあるとは思います。
でも、普段その被害にあう可能性を１とすると、今の中国での可能性はどうなのでしょう？１０なのか１００なのか？
事実として中国にある日本企業や日本人学校は休みとなり、自宅待機になっています。
そして、中国は国として、このデモを容認する姿勢をとっています。
こういう国と今後どうやって、僕らは付き合うのでしょうか？
今は自民党の総裁選や、ぶっちゃけどうでもいい民主党の総裁選が話題になっていますが、次の選挙はいろいろな争点はあるかと思いますが、
「外交」がとても重要な要素になると思います。
自分が投票する政党が、日本という国をどうしたいのか。
世界の中の日本がどんな立場になっていくのか？
ここに強く立場を示せるリーダーが必要なのだと思います。
極端な話ですが、消費税はあげるけれど、中国・韓国との取引は極力なくしていく方向にします。と言われれば増税やむなしって人もいると思います。
まとめます。
中国の反日デモに対して、どのくらい今回の件が危険なのか？については冷静になりながら、自分の情報ソースを何にするかを定めるといいと思います。
一例として総領事館をあげました。
そして、このデモに対する中国やその他の国の日本に対する姿勢はどういったものか？
日本自体はどういう対応をするのか？
そういった事を見極めながら「外交」って何が大切で、誰に任せるべきなのか？をしっかりみんなで考えたいと思いました。
経済的に中国に日本は抜かれているのに多額のＯＤＡは続いている。
どう考えても変でしょ？
中国をはじめ、反日思想が強い国と、どこまで付き合うのか？
そもそも付き合わないといけないのか？
そういった事を冷静に見極めたいと思いました。
それでは、また。
