決戦前夜
こんばんは。
明日はサッカーW杯の出場をかけたオーストラリアとの大事な一戦です。
サッカーにまったく興味がない人には何の関係もなく、
そこそこ興味のある人にはお祭りみたいな一戦ですね。
日本は明日の試合のみならずW杯出場の可能性はまだ十分にあるのですが、やはり勝って決めてもらいたいものです。
決戦前夜ということで、この本を思い出しました。
- 作者: 金子達仁
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1998/02
- メディア: 単行本
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日本がはじめてW杯に出場する事になったフランス大会の予選。川口と中田を中心にW杯予選のルポが書かれている。
この作品自体は作者と特定選手との偏りがあるので客観性はちょっと疑問符がつくけれど、
親しくなった事での選手の1内面を読むことができるという意味では面白い。
それにしても、壁を超える瞬間というのは本当に大変なのに、一度超えるとそれは当たり前のようになるのが不思議だ。
僕がW杯をはじめて意識したのは、1985年の日韓戦。普段はサッカーのサの字もでないはずのうちが、なぜかテレビで応援をしていた。
そして時が流れて、漫画の世界ではなく、実際に日本にJリーグができてW杯がかなり現実的な目標になって、一人で深夜TVで絶叫したのが
「ドーハの悲劇」アメリカは遠かった。
そして大学生になって観たフランスW杯の出場決定。一人暮らしのアパートで真夜中にいろんなところから、「うぉー」って聞こえてきたあの歓声。
誰も成し遂げた事がない事を成し遂げる。そこに到達するまでになんと大変な事か。
でも1度それが達成すると、いつのまにやら5大会連続出場になろうとしている。4年に1度のW杯だから5大会といえば20年。
壁をとっぱした瞬間にそれは当たり前になる(実際は当たり前なんかではないのだけれど)
何が言いたいのかといえば、きっと近いうちに陸上で日本人が100mを9秒台で走る瞬間が訪れ、その後は当たり前のようになっていくんじゃないかな?
そして、そんな大げさな事じゃなく、今を普通に生きている人にとっても「あぁ辛いな」って思う事が、それが仕事であれ、恋愛であれ、いつか壁を越えた時に
できるようになっている事ってあるのだと思う。
自分一人では成し遂げられないような事もあるかもしれないけれど、きっと、なんとかなると思うんだよね。
それが何なのかは人それぞれだと思うのだけれど。
未来はきっと明るいんじゃないかな?そう思いたい。
チャレンジをし続けることが大切なのだと思う。
それでは、また。
- 作者: 西谷昇二
- 出版社/メーカー: サンマーク
- 発売日: 2007/10/11
- メディア: ハードカバー
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