心のパンツは脱げるのか?

30代のおにー・・・おっさんが心のパンツを脱いで話しかけるよ。

『アメリカン・ハッスル』観てきたよ。お勧め&感想。下にネタバレあり。

本日はお休みだったので久々に映画館に行ってきました。
1月は仕事が忙しかったのと、どうしても観たいと思う映画がなかったので今年1本目です。
(自分のチェックができなかっただけで面白そうな映画はやっていました・・・残念)

観に行ったのは
アメリカン・ハッスル

本日が公開初日という事でのキャンペーンなのか映画の料金が1000円でした。お得!
朝1の回にいったのですが、平日の空いている映画館は売店の後ろのポップコーンがポンポンはじける音がしてなんかワクワクしました。やっぱり映画館が好きです。

先に面白かったかどうか?だけ書いちゃうと、
面白かったです!

僕はこういうの好きだな。



未見の方へ

あらすじを引用です。

あらすじ: 詐欺師アーヴィン(クリスチャン・ベイル)と、その相棒で愛人のシドニーエイミー・アダムス)。彼らはFBI捜査官リッチー(ブラッドリー・クーパー)に逮捕されるが、無罪放免を条件におとり捜査への協力を持ち掛けられる。それは、架空のアラブ人富豪をダシに、カジノ利権に群がる政治家やマフィアを一網打尽にするというもの。アーヴィンとシドニーは、標的のカーマイン市長(ジェレミー・レナー)に近づくが、二人の仲を嫉妬(しっと)するアーヴィンの妻ロザリン(ジェニファー・ローレンス)がおとり捜査の邪魔をする。シネマトゥデイより

びみょーーーに僕が観た感想というか印象とは違うあらすじなのですが・・・
概ねはこの通りです。

FBIに捕まった詐欺師のコンビが自分の自由と引き換えにおとり捜査をするって話。
僕が面白いと感じたのは、あらすじには最初から政治家やマフィアを一網打尽にする計画となっていたけれど、観ていて思ったのは当初の計画の騙す相手がどんどん大きな悪になっていくというところでした。当然計画に修正は必要だし、相手が大きくなればなるほど用心深くなる。
そんななかでアーヴィン、シドニー、リッチーはそれぞれの思惑や野望があって・・・って感じ。

事前情報をほとんどいれないで観に行ったので僕の見方が間違っていたかもしれませんが。

でもこの騙し騙され利用してっていうので最後に勝ち残るのはだれか?っていうのは好きなジャンルですのでこういう話が好きな人はお勧めです!

何より役者が豪華で素晴らしいですよ!クリスチャン・ベイルには映画のオープニングから度肝を抜かれました(笑)

予告編を貼っておきますので興味があれば是非!ネタバレをちょっと含む感想は広告の下に。


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鑑賞済みの方と

初日からネタバレとか書くのもどうかと思うのと、そもそも実話をもとにしているので大まかな結論はわかってしまう映画だとは思うのですが、

デ・ニーロの登場は驚きました。映画に華を添えた感じです(ネタバレって事で書いております)

個人的にはカーマイン市長(ジェレミー・レナー)を応援しちゃいました。
70年代がどんな時代だったかはわかりませんが、汚職政治家っていう程悪い人じゃなかったような。まぁカジノ利権でマフィアと繋がってるじゃんって言われればそうですけれど。

アーヴィンに友達だ!って伝えて。アーヴィン自身も自分にとっての初めての友達と感じられたからこそ、ラストの「失った友情を後悔している」というのは重いのだと思います。

もうちょっとテンポを速くしてくれたらよかったなぁと思いました。
どの部分?って言われると困るのですけれど。
ちょっと長くてトイレに終盤とエンドロールはトイレが気になった次第です。

あと気になったのは【リッチーの上司の兄の話】ですね。
なんとなくですが大物を逮捕するのに野心むき出しになるリッチーに対してところどころで話にあがる上司の兄が氷上釣りにいつもと違う季節に行った話。

結末を示唆する話だと思うので、兄はどうなるのかしら?どんな示唆があるのかしら?って思っていましたが、兄はその釣りでは死ななかったという事だけが伝えられました。
なんだったんだろう?
事件逮捕の華々しいところにリッチーがいない。という事が示唆されていたのでしょうか?

上にも書いたことの繰り返しになりますが、豪華な顔ぶれの役者陣がとても素晴らしい作品を作ったなぁという感じです。エイミー・アダムスいい女。


2013年に観た映画と比べて文句なしにNo1か?と聞かれれば僕はそこまでとは思いませんが、映画館でどっしりと座ってみるにはいい1本でした。

今年もいろんな映画を観に行こう!そう思えたのがよかったです。

アメリカン・ハッスル』★★★

それでは、また。

アメリカン・ハッスル 上 (河出文庫)

アメリカン・ハッスル 上 (河出文庫)

アメリカン・ハッスル 下 (河出文庫)

アメリカン・ハッスル 下 (河出文庫)