心のパンツは脱げるのか?

30代のおにー・・・おっさんが心のパンツを脱いで話しかけるよ。

『ゼロ・グラビティ』は是非映画館で。この冬スペースマウンテンを想ふ。

昨日12月13日に日本で映画『ゼロ・グラビティ』が公開されました。

まだ公開されたばかりの映画ですので今日はネタバレなしで、是非映画館で1人でも多くの人が楽しんで欲しいなと思う気持ちを書いていきます。

僕は初日に観てきましたが、一言でいえばとても面白かった!です。

普段映画館で映画を観ない方へ。体験する映画3Dいいですよ。

僕の周りにも「映画は観るけれどレンタルで家で観るよ」という人が結構います。

それはそれで映画の楽しみ方であるのですが、どうせ観るなら映画館で観ないと絶対に損をするという映画があります。『ゼロ・グラビティ』はまさにその映画の筆頭ともいえる映画でした。

映画の面白さっていろいろあって物語自体が面白い。という要素や映画(主に映像等)を体験するという面白さがあると思います。前者は家でも映画館でも同じなのですけれど、後者は圧倒的に映画館が有利です。

今はTV自体が巨大になっているので1人暮らしでも50インチなんて話を聞いたりもするのですけれど、映画館の巨大なスクリーン&音響には叶いません(叶う環境がある人は別です)それに3Dという要素が加わります。

ゼロ・グラビティ』は物語の面白さだけではなく、その映像美、音響が素晴らしく、さらに3Dで観る事で宇宙体験を味わわせてくれる映画です。

是非映画館へ足を運んでいただきたいなと思う作品なのです。

どんな映画?

普段あまりTVは見ないのですが、TVCMで何回か予告編を見ました。

映画をちょこちょこ観に行く人は劇場で何度も予告編を観ていると思いますが、あえて貼っておきます。個人的には何も情報を入れないで観に行く方がいいかなぁとも思いますが、とっかかりは必要ですからね。「ちょっと面白そうかも」って思ったら迷わず映画館へGOですよ。

 

3Dがお勧め(&吹き替え?)

僕はIMAX3D字幕という環境で1度見た限りですが。大画面で3Dで観るのは必須と言えるくらい素晴らしいものでした。

是非とも静寂の宇宙空間にデブリが飛んでくるシーンを体験してほしいです。

吹き替えも推奨かな?と思えたのは映像が素晴らしくて字幕に追いつかなかったのですよね。自分の語学力の無さが残念に思えました。

字幕に目線をやる時間があるなら、視覚は宇宙空間に、聴覚はセリフにって分けたほうがより楽しめるんではないかと思ったわけです。ただし、やっぱり役者本人の肉声の方が臨場感はあるとも思うのでこちらはお好みでという感じです。

眼鏡をかけている人は3Dメガネ邪魔じゃね?

全然問題なかったです。以前こんな記事もかいたので参考になれば。

眼鏡をかけている人の3D映画は大丈夫? - 心のパンツは脱げるのか?

 

この冬、映画館に『スペースマウンテン』が。

ちょっと大袈裟ですけれど。

2013年の夏にはディズニーが映画館にいるのに東京ディズニーランドの人気アトラクション『ビックサンダーマウンテン』『ウエスタンリバー鉄道』に乗りたくなるような素晴らしい映画を公開していたのです。

僕もその映画が面白いという情報を聞いて観に行ったのは公開が終わる直前でとても後悔しました。

その名はローン・レンジャー

『ローン・レンジャー』が予想を裏切り面白すぎた件 - 心のパンツは脱げるのか?

ギリギリ映画館で観られてセーフだったのですけれど、あまり話題にもならなかったこの映画がひっそりと終わったのは残念でした。

ディズニーランドが好きな人は観るべきなのですよ!

で、なんでこの映画を持ち出したかと言えば『ゼロ・グラビティ』も同様の映画だからです。

こちらは配給がワーナーですからディズニーに関係ないですけれど、宇宙を体験したいと考えた時。主人公ライアンが宇宙空間をクルクルと漂った時。そこには『スペースマウンテン』があったのです。

まぁちょっとこじつけですけれど。

ゼロ・グラビティ』自体は絶望的な宇宙空間から地球へ帰還できるのか?って映画なので全編ジェットコースターのようなパニック映画か?と言われればNOなのですけれど、映画を観て興奮して宇宙・重力を体験したいなぁと思った時に別のアプローチでそれを達成できるのが東京ディズニーランドの初期からの人気アトラクション『スペースマウンテン』だと思ったわけです。

繰り返しますが『ゼロ・グラビティ』は物語としても秀逸です。でもそれだけなら家でも楽しめる。でもこの映画は映像がぶつかってくる感覚を味わえる素晴らしい体験ができます。

こう映画を観ていると「うぉおお!」って叫びたくなるような。

ローン・レンジャー』は観るのが遅かったし、感想書いたのもほとんど終わりかけの時期でした。けれど『ゼロ・グラビティ』は始まったばかりです。

映画館で観なかったら損するとわかっている映画だからこそ、たった1人でもいいから伝わればいいなぁと思ってこんなことを書いている次第です。

物語の素晴らしさについてはネタバレでも今度書けたら書きます。

今日は公開したばかりの映画を何しろ観てほしいので内容については特に言及しませんが、いろいろと面白かったです。話自体も。

ネタバレも含んだ記事をかけたら今度書きたいと思います。

この映画怖い?

宇宙空間というのがまだまだ僕らにとっては非現実的な空間(体験できないという意味で)なのでトラウマになる怖さはないと思います。

自分が体験できる怖さという意味では『オープンウォーター』の方が僕は怖いです。

 

オープン・ウォーター [DVD]

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 海においていかれる話ね。

ゼロ・グラビティ』は怖さというより宇宙空間という未知なるものに触れるゾクリとした感覚とでもいえばいいでしょうか?宇宙空間は音がないんだよ。音が無いって事はこんなに怖いんだなぁという想像ができる映画です。

ゼロ・グラビティ』は映画館で!

学生さんは丁度冬休みに入る時期だし、社会人も年末年始に帰郷したりする時期です。この冬。恋人がいる人は黙ってても映画とか行きそうなので、ちょっと久々にあった友達数人とかと映画館で素晴らしい体験を共有したりするといいかもしれません。

91分。長すぎず短すぎずの絶妙な映画です!

是非とも多くの方に体験してもらって、いろんな人の感想が読みたいなぁと思いました。

それでは、また。

ゼロ・グラビティ』★★★★(IMAX3D料金でも)

 

 ちなみにデブリで思い出した漫画はこちら。名作です。

 

プラネテス(1) (モーニングKC (735))

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