社畜とは?怖いのは同調圧力
こんばんは。
五輪連日盛り上がっていますが、見ていますか?
僕は23時頃就寝。3時頃起床という変則スケジュールでここ数日応援しています。
やっぱり日本がメダルをかけての試合に臨むと期待や願望も加わって応援に熱が入りますよね。
五輪に興味がない方もいらっしゃるとは思いますが、4年に1度のスポーツの祭典を僕は楽しみたいと思っています。
さて、先日、社会人としての小さな疑問として、
こんな日記を書きました。
社会人の小さな疑問 - 心のパンツは脱げるのか?
要は有休をとるのに”有休をいただきます”というのって何か違和感ない?
というものだったのですが、なんとありがたいことに、通りすがりの方からコメントをいただきました。
コメント。本当にありがたいです。僕のブログは最近は『バットマンライジング』の感想のおかげで、これまでよりは人が来てくれたりするのですが、ほとんどその日記だけなので、まさか、社会人関連の話でコメントをいただけるとは思っていなかったのですね。
こんな駄文にコメントをいただけるというのは、本当に励みになります。
・・・で、今日はそのコメントを読んで、そういえば。と思った事を書きたいと思いますが、はじめに断っておくと、通りすがりの方のコメントに対しての反論や論破を考えて書いている訳ではないというのはいっておきます。
ただ、感じ取った事があるので、それをまとめたいのです。
いただいたコメントは要約すると
・貴方がいない時も会社は収益をあげているのです。
・そして、その収益を支えてくれているのは周りの方々です。
・その周りの方に感謝の気持ちがないのは傲慢です。
・感謝の気持ちがないなら、仕事おやめなさい。
すっごい大雑把な要約ですがこんな感じ。
で。何がいいたいかと言えば、
「俺がいなくても会社は回るよ(キリッ」
僕が経営者だったら、こんなセリフは吐けないのですが、サラリーマンですからね。つきつめれば、みんなそうですよ。
今回コメントいただいた方がそうだかはわかりませんが、社畜を批判しているブログとかへの社畜さんからのコメントを拝見すると、こういう「会社にとっても自分の役割」とかを過剰に思い込んでいる人が多くみられるような気がします。
「俺が会社を支えている」
みたいな。いやいや、お前社長かよ?って感じです。
僕はサラリーマンだから手を抜けとかそういう意味で言っているわけじゃないのです。「プロ意識」は多分僕は結構過剰にある方です。
ただ、社畜だろうなぁという人は
「プロ意識」と「経営者」をごちゃごちゃにしている気がします。
僕はサラリーマンのプロです。会社の売上・利益に貢献してサラリーを得ています。毎日休み無く働くと壊れちゃうので定期的な休暇と、有休休暇を使います。これは会社できちんとパフォーマンスをあげるための権利です。
同僚はプロの同僚です。同じ会社というチームの仲間でもありますから、不在時に自分がフォローする時もあります。逆もまた然り。
感謝の気持ちを持つ事は大事かもしれませんが、権利を行使する時に、「いただきます」というのは違うんじゃないかなぁとは思います。
ささいな言葉の問題ですけれどね。でも背景は大きいものがあるかと。
本題から随分それたのですが、僕が思ったのは、「感謝の気持ちがないなら、会社から離れるべき」という、こういう同調思考です。
僕は僕の考えがあります。間違っているかもしれません。それは僕自身が考え、過ちがあれば直していけばいいと思うのですが、少なくとも「いろんな考えの人がいる」というのは尊重しなくちゃいけないと思うのですよ。
いろんな考えの人がいていいのに、自分と同じ考えじゃないなら、排除しよう。という意識が社畜さんには働いている人が多いように思っています。
凄く不思議なんですよね。多分善意で言っているのですよ。
自分の考えに間違いがあるかも。って疑っていない。
そういう、自分に疑いのない気持ちからの善意は僕は怖いです。
気持ちの弱い人はそういう同調の力に飲み込まれるしか居場所を確保できなくなっちゃうから。
たかだか有休をとるさいの「言葉使い」なら別に問題ないですが、これがもし
「サービス残業」だったり「有休なんてとんでもない」だったらどうするのでしょうか?
そんなわけで、ここまで読まれた方はもうお分かりかと思いますが、
「社畜の定義」が僕の中でなされていないので
「いったい、お前は誰と戦っているんだ?」状態のブログになっております。
ですので、明日は
社畜とは何か?
について考えをまとめてみたいと思います。
今日は男子サッカーの3位決定戦です。相手はあの国で面倒くさいです。
竹島上陸よかったねー。でもパスポートはもってきてね。日本だから。ってな感じ。
そういう気持ちをサッカーにのせられるのは堪らないですね。
純粋にスポーツとして正々堂々戦って、そして勝って欲しいです。
そのためにも僕は応援しますよ!銅メダルとって欲しいので。
では、また明日。
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