ブライトさんの漫画『機動戦士ガンダムUC 虹にのれなかった男』感想
ガンダムUC著者である福井晴敏がシナリオを書いた、名艦長ブライト・ノアの視点でガンダム、Z、ZZ、逆襲のシャアを回想した漫画
『起動戦士ガンダムUC 虹にのれなかった男』を読みました。
この漫画。読むと『逆襲のシャア』がたまらなく観たくなります。
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2011/06/24
- メディア: Blu-ray
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漫画自体は『逆襲のシャア』が終わった直後から始まります。
逆シャアのラストでアムロが見せた光は何だったのか?を巡り、それをニュータイプ思想と繋げたくない地球連邦がブライトを呼び出し「国家騒乱罪」の罪で審問される。という形をとっています。
1年戦争からニュータイプを見てきたオールドタイプの代表ブライト・ノア。彼が回想する、アムロ、カミーユ、ジュドー、そしてアムロ再び。
それぞれの戦争で、それぞれのニュータイプが何と戦い、何を残して行ったのか?をブライトの回想から思い出させてくれます。
基本構図としては査問をうけるブライトの回想なのですが、ブライトが「逆襲のシャアラストの光」をなかった事にしろという圧力に屈するのかどうか?
そして屈するに足るだけの脅しが何であるか?も描かれているので、最後のブライトの選択までを一気に読ませてくれます。
この時点でのブライトには弱みがありますからね。チェーンさんが何故死んだのか?とか。
そこらへんは漫画を是非読んでいただきたいなぁと思います。
『機動戦士ガンダムUC 虹にのれなかった男』は『逆襲のシャア』から『ガンダムユニコーン』を繋ぐ一つの物語としてとても楽しめるものだと思いますよ。
お勧めです。
機動戦士ガンダムUC 虹にのれなかった男 (カドカワコミックス・エース)
- 作者: 葛木ヒヨン
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2013/09/24
- メディア: コミック
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