心のパンツは脱げるのか?

30代のおにー・・・おっさんが心のパンツを脱いで話しかけるよ。

ブログの更新が止まって思った事。

昨日約2年間毎日更新をしていたブログの更新が途切れました。

録画したテレビを見ていたり、風呂に入っていたりと色々考えもなく行動をしていたらPCの前に座った時に0時を過ぎていたのです。

「あーやっちゃったなぁ」

という気持ちと、正直に言えば「これでブログ更新を止める口実ができたなぁ」とか思ったりもしました。正直に言えばとか書いているけれど更新が止まったショックはそれほど大きくなかったので、むしろ安堵感の方が強かったのかもしれません。

ブログをどうすべきか、自分はブログというツールをつかって何をしたいのかについてはずっと心の片隅で考えながら日々惰性で更新をしていました。

だから今日はブログを更新しないでおこうと思ったのです。

朝起きて、TVみて、外食して、ケーキ買って、帰宅して昼寝して、大雨の音を聞きながらボケーっとして、ブログは更新しないで寝ちゃおう。みたいな。

あ、この後「ブログはもう僕の体の1部だから!」とか書く事はありません。そりゃー確かにPCの前に座ると「ブログ更新しないでいいのかな」って思うのです。1日たった数分でも2年間、毎日やり続けた事ですから。今回のように不注意で止めるというのを別にして意図的に止めるというのは、まだちょっと違和感があります。

実際。今日もこうやって書いてますから。

ブログは何らかの形で続けたいのです。それが今までのようなスタイルなのか、週1、月1の更新なのか、思いついた時に書くスタイルなのか。今はそれがまだわからなくて惰性の続きのような、これからリスタートをすための準備のような。ポジティブなのかネガティブなのか分らない気持ちで今この文章を書いています。

今回ブログの更新が止まって思った事が2つあります。

1.動機の1つが無くなった。
どんなに自分がつまらないと思う文章だったとしても「毎日更新をいけるところまでいこう」という動機があったので続けていました。僕は「つまらない」というのが嫌いです。僕のこのブログを「つまらない」と思う方がいるのは当然だし、割合で言ったらかなりの数がそう思うでしょう。僕がいいたいのは一般的な面白さ・つまらなさではなくて、たった1人でも楽しんでくれる人がいたなら書き手としてはこれはつまらないです。って書いちゃいけないなと思うのです。だって、それを面白く思う人がいたら失礼ですからね。
でも、僕は更新のために自分自身がつまらんなぁと思いながら書く事が多くなっていた気がします。それはとても失礼な事なんじゃないかと。そう思いつつ「毎日更新」という自分の自己満足と呪縛のためにブログを書いていました。まだわからないけれど、きっとそうだったんじゃないかと思います。

で、その「毎日更新」がいったん途切れた事で一度立ち止まってもいいなと思えるようになりました。仮に今日のブログ更新がまた毎日更新の1日目になり、また更新がモチベーションになるせいで、自分が無理やりブログを書く事になる事も考えられます。

ただ、今は少し立ち止まれる時期なので、同じことを繰り返すのか、ちょっとひねりを入れるのか、それとも全然スタイルを変えるのかを考えてみたいなぁと。

ここ最近僕をしばりつけていた呪縛がいったんはずれました。いや、残念なのですよ。何年も更新しつづけたかったですもん。予約機能とかができて、仮に海外いく事があっても投稿はできるようになっていたわけだし。くやしい気持ちはあるのです。ただ、ちょっと違う世界に行くチャンスでもあると思いたいと思います。

2.丁寧に
僕のブログははてなダイアリーの頃から比べるとアクセス数はかなり低下していて、1/10くらいにはなっているのですが、今回更新が止まった時に「もういいか」と思ったのも確かです。書いても読まれないというのはやはりモチベーションが落ちるものです。それを繋ぎとめてくれていたのがスターをつけてくださる方々でした。その方々がどんな想いでスターをつけているのかはわかりません。でも読んでくださっている。という事が僕の支えになっていました。


・・・が、結局のところ、そういう方に甘えまくっていたのが今の自分だなぁと。

アクセス数の低下は検索流入がないとか、いろいろあります。でも1番の問題は自分自身が質を落としていた事とそれでも読んでくださる人がいる事に対して自分が傲慢になっていたのだろうと。
僕はプロじゃないですから読み手の事だけを考えてブログは書きませんし、書けません。
ただ「丁寧さ」がここ数か月はなくなっていたのは思い当たるのです。
更新の為に書き散らかした。時間がないから朝の通勤電車でぱっぱと1分で更新。
出来ない時は出来ないでいいんじゃないかと。

今日こうやってまたブログを更新しているわけですが、上でも書いたように今日から暫く沈黙しようと思っていました。ただ、ふとアクセス数を久しぶりに見たのです。いつもに増してアクセス数は少なく「ま、こんなもんだよな」って思いながら、月間のURLを見たのです。これは久しぶりに見ました。そうしたら数は少ないのですが僕が数年前、数か月前に書いた何気ない1日のエントリーが読まれていたり、自分の感想をかいた映画のエントリーはなんだかんだと未だにそれなりに読んでくださる人がいたり。「きちんと書いた文章にはそれなりに人は残ってくれる」という事を改めて確認したのでした。

だから丁寧に。例え短い文章でも丁寧さは忘れないようにしたいと思います。

これから
まだわかりません。でも自分を支配していた1番の動機が薄れた。文章に丁寧さはやっぱり必要である。(丁寧というのは口調とかではなく本質的なもので)
そこを出発点に何かしら新しくしていきたいと思います。

そう言いつつも見た目は何も変わらないままになるかもしれませんが、1度立ち止まって今日のエントリーが書けたというのはきっといつか何かのきっかけになると思います。

それでは、また。