心のパンツは脱げるのか?

30代のおにー・・・おっさんが心のパンツを脱いで話しかけるよ。

日曜日に色々考えた。嘘。

今日は労働力のダンピングをせずに真っ当に休んだので、何か書きたい気持ちになったけど、気のせいだった。

 

でもまぁたまには脈絡もなく書いていく。

 

■舞いあがれ!感想

来月で終わり。「おかえりモネ」が好きだった俺は「舞いあがれ」も楽しんでいる。別にモネに関係ねぇけど。

 

個人的にニヤニヤしてるのが、やはり90年代を生きてきたのと、その年代からの作品とかも網羅した上で脚本書かれている気がするのである。

 

何が言いたいかと言えば、

序盤の町工場が潰れそうな時に周りが助けてくれた。ではなく銀行が出てきて、カマキリ先生が「こんなネジはいらない!」とか言って、土下座した高橋克典が死んでしまっていたら女版 半沢直樹が始まったかもしれない。

 

イワクラの航空機部品の参入で吉川晃司が出てきたら下町ロケットだった。何故か「右から失礼」って感じでかっちょいい教官してたが。

 

わかりやすく池井戸作品を例にしたが「この設定で分岐したら、こんな作品になったかも」というのを何となく楽しみつつ、本筋も十分に堪能している。

 

で、あと1ヶ月で、どこに帰結するのかな?は気になってる。

 

結局のところ「目の前のことに全力投球」してると道は開ける(かもしれない)とか、その時々で全力投球をして一緒に闘った仲間とか、その歴史の中で繋がっている縁とか、そういうのなのかもしれない。

難波バードマンとかの代が違う先輩とかね。

 

そうそう、主人公の恋愛についてお互いの関係を壊したくない。というところから踏み出せないとかの話とかも、今も普遍な感情の部分と、マッチングサイトとかそういう出会い方が普通になっている現代からしたら、陳腐化したものかもしれないし、そういう「ちょっと昔?」とのギャップもおっさんには楽しめる。

 

あえて悪くいえば、何に向かっているのかわかりにくい。ただ、ドラマを丁寧に作ってるのはわかるので、その展開になるの?としても嫌悪感はない。

 

次に控えるのは、神木隆之介くんであるわけで、今年も朝ドラが楽しみである。

 

アレについては触れたくない。

アレだったらにーちゃんがインサイダーで騒がれてる時に

「ニーニーの何が悪いわけ?」「俺もよ、10倍にしてやろうと思ったわけよ!」とかアレがアレである。

 

■どうする家康

不思議な作品である。

第1話で「おいこりゃ大丈夫か?」と思ったが、うまくいえないけど、すっごく勉強(失礼)した上で、今の時代に楽しめるような作りにしている感じ。

不思議な感じというのは、若い人たちに訴求したいというのもわかるし、「人生は決断である」とか「人の上に立つ時の孤独とか疑心暗鬼」とか年齢が上の層にもしっかりと届く内容を描いている。

あとは松本潤次第か。

今は20歳ごろのまだ若く判断力も乏しい家康を演じているので「幼い、未熟な時代の」演技なのだと思うけど、「幼い演技」なのか「演技が幼い」のかがわかりだすと、今のノリがキツくなってくる気がするし、ちょっと秀吉が今の時点でキツい気がする。

ある時までは秀吉がよく治めていた的に見せた方が、「天下泰平なら秀吉の天下でもいいじゃないか」という家康と「自分が天下をとらなくては」的な葛藤や決断が面白いような気もするけど、ここら辺、今後どうなっていくのかは気になるところ。

今の秀吉の描き方はそれころ本能寺の変の黒幕なんじゃねぇのって感じ。

 

でも、まぁ、こんな風に俺自身が脚本家の手のひらの上でコロコロ転がってるので良いのだ。これからも楽しみにしている。

 

■大河

ここ最近の大河は個人的に当たりばかりで嬉しい。

「青天を衝け」は歴史のIFをたくさん考えさせられる良作だった。あの時、この人物が死んでいなければみたいな、ちょっとずつ何かが掛け違っていく。というのが凄く良かった。良かったと言っていいのかはわからないが、それだけ各人物が魅力的であり「この人がいたら」という事を考えさせられる。藤田東湖とか。

 

「鎌倉殿の13人」は語る術がござらん。って感じで、見事だった。

最後の最後まで「どの説をとり、どう料理するのか?」と思っていたら「○殺説をとり、助かる術があったのに…」という描き方をしていて、凄いな、見事だなと。

 

朝ドラと大河で楽しんでいる。

 

■他にも書きたいことは色々あった。

SNSはもう閉じていくと思う。閉じ方はわからないけど。

みんなもう黙って消えているというか、分断されて生きていくことにしたんだろうって感じ。

 

それでは、また。