おはようございます。今日はちょっと遠くの場所(電車1時間くらい)へ移動してるので、乗車中に便意がいたらどうしよう?と不安に満ち溢れています。あぁ、怖い。
気を紛らわせるために書いちゃうぞ!
朝NHKを見ていたら、おはビズにて「四日市がふるさと納税の対策として選任の人材を募集」とやっていて、興味深かった。
ふるさと納税は色々賛否あるが、言い方悪いが負け組になったら悲惨である。
四日市はふるさと納税で5000万の税収があり、他県へのふるさと納税(本来は四日市に納められていた額)で8億5000万が流出したとのこと。
それの対策として、人材募集するらしい。
年収目安1000万円で。
ちなみに法人営業か商品企画の業務20年?経験者が対象。
この後書くけど時間の都合なのか2年間ベースの期限付き(延長あり)である旨は省かれていた。
以下、いろんな側面での雑感である。
数字的な裏付けもなく「ぼくのかんがえた、さいきょうのさいようほうしん」みたいなもんなので、真剣に読まないように。
■第一印象
対策が間違っているというか、求める人材や、今後の四日市の事を考えるならアンマッチな気がしていて、まぁ募集はくるし、採用は来るだろうけど失敗しそう。って印象
■応募条件
民間企業等で法人営業か商品企画を20年
いやー、どっち?
仕事は「ふるさと納税、シティプロモーション戦略プロデューサー」とのこと。
20年同じような仕事しかしてない人が出来るのか?
あと勝手に邪推するけど「1000万円も出すんだから、それなりに裏付けになる経験が欲しいし、他の職員の給料考えたら40代とかに出さないと整合性とれないよね」とかそんな会話してそう。
結果として個人というより、個人でコンサルとかしてる人が応募したりするのかな。
■2年間で既存職員をプロジェクトチームとして形になるように組織を整えてください。2000万で。
の方が良くないだろうか?コンサルとかの相場しらないから、きっとこんな金額じゃ安すぎるんだろうけど。
でも、自前でやるなら「継続」「やり切る」を前提にした方がいいと思う。
■そもそもふるさと納税
短期でとりあえず税収増やすならグレーな商品(地元の特産とは関係ない家電とか商品券)みたいなもので、ガンガン顧客獲得すればいいと思うけど、規制や、そもそも薄利で長続きしないと思う。
・四日市の特産品や差別化できるものはなにか?
・それを具現化するために、地場の業者さん達とのリレーションを作りながら、「これがオススメ」をしっかりと商品化する(返礼品)
・プロモーション戦略
・予算化
企画と伝える力(営業力)はまた違うとは思うのだけれど、20年経験の何をポイントにするのだろう?
■年収1000万の短期ミッションを今の仕事辞めてまでやるか?
上にも書いたけど、フリーランスでやってる人はリスクなくチャレンジ出来るけど、今サラリーマンとかをしていて、40代の働き盛り?が「2年で契約切られるかもしれない」案件に募集するのだろうか?
・公務員の採用に準じた永続雇用
・四日市に腰を据えてこれから四日市みんなとして生きていく(為のバックアップ)
とかにしないと。
商品を企画するにしても地場の業者とのリレーション作るのに「どうせいなくなるでしょ?」って思われたら、具現化なんてしないと思う。
■組織をデザインできる人が必要なのでは?
方向性と、それを実行できる組織さえあれば、あとは若手をはじめとした、これからの四日市を担う人材に任せればいいのだとすると、その仕組みを作れる人。
その場合は募集要項が違う気もするし、そもそも個人の採用ではない気もする。
■採用するなら、30代くらいで今後の四日市を担う人
個人の採用なら有期雇用ではなく、これから20年働ける人にしたり、必要経験年数を10年くらいまでにしておけばいいのになと思う。
■1000万とかはアピールしない
上記の通り、それなりに実績あったり、経験値がすごい人は1000万では来ないと思う。
あと、1000万ってわかりやすい凄さかもしれないけど、アピールとして悪手だとは思う。
そもそも8億くらい税金流出してるなら、今年も放置すれば同額なくなると考えて、もっと大きな額を組織単位で依頼した方がいい気がする。
たった1人で「あの人、1000万だってよ…」って四日市の平均給与知らんけど、嫉妬の対象になるのはキツくないかね。
どうせなら「2年間で増やした税収の5%をボーナスにするとかさ」まぁ公務員とか税金とか色んなルールでそんな支払いは出来ないのだろうけど。
「よっしゃ、やったるでー!」ってならなくないっすかね?
って話でした。
朝の電車でかきあげるつもりが、結局深夜1時前に途中の数百文字書いたので、なんか投げやりな最後ですが、
・何かを変えようとするアクションは素晴らしい
と思いつつ
・1人に任せた!とするにはリスクの方が大きい気がするから、設計が違う気がする。
と、凡庸なサラリーマンはおもったのであります。
2年後くらいに結果わかると面白い。
それでは、また。