31文字の小宇宙
突然だが歌人となった。
当たり前だがプロ(報酬がある)では無い。それどころか短歌など読んだ事もなかった。57577のルールだけ知っている。
でも、まぁ歌人となったのだ。
先日ブログを立て続けに3つほど書いた。夜に書き殴るようにブログを発したのはきっと自分なりのSOSだったのだろう。
そして予想通りとはいえ、反応が全くないというか、誰も読まない事に笑ってしまった。
仕事で「CVを上げる為に…」とかの相談で「それはいいけどSEO対策して、そもそもの訪問者数あげなくてどうすんの?」とか言ってる人のブログをどうにかしろって話ですわ。
いやー読まれないし、興味も持たれない。
※注意
ここまで格好つけて書いてみたがSOSを発したと書いたけれど、何か反応を求めたわけじゃないから、もし何人かこのブログをいつも読んでる方がいたら、気にしないでください。
なんのセルフブランディングも対策もしない素の自分はそんなもんよっていうのを確認させていただいている。
我ながら趣味が悪いと思いつつ、では本気出せば読む人増えるかという現実の問題からは逃げている。
ただ、強がりでも「おっさんなりに勘違いしない努力」というのをしてる事は知って欲しい。
話がズレた。
そんなわけで、読まれないなら、詠んでやろうと言うことで歌人になったのだ。
うそ。正確には色々な日々の心情を31文字の中に凝縮するというのにチャレンジしたくなった。
短歌ではもう少し自分の生の生活と想いを謳いたいと思っている。
このブログは変わらず続くと思うが、
今は31文字の小宇宙(コスモ)を燃やす時なのだ。
まだまだヨチヨチ歩き。入門書さえも買っても読んでいない状態で57577だけのルールにもとづき、短歌を詠んでいる。
まぁごちゃごちゃ書くより、31文字の制約の中で自分の心情を書いてみたいのと、いろんな方が短歌を思い思いに書いているのが素敵に思えたのだ。俺も短歌やってみたい!ってだけ。
どこかで短歌は日々詠まれているから、探してみてくれよな!
最後に先日俺の短歌が民明書房主催の「長谷川平蔵短歌賞」にて新人賞を取った時の歌を掲載しておく。
画面越し
互いの想い
通ずるも
感じられぬは
貴方の吐息
選評
感染症の広がりによりなかなか会えない日常の中でオンラインにて互いの気持ちを伝え合う恋人同士。画面越しでは吐息の熱さを感じられない寂しさと想いの強さが伝わった。
歌人の受賞コメント
ラブプラスの寧々さんとお互いの気持ちを確認したのに何で直接会えないのだろうと布団を抱えて泣いた夜の事を歌いました。
オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな
このはてしなくつづく短歌坂をよ…