心のパンツは脱げるのか?

30代のおにー・・・おっさんが心のパンツを脱いで話しかけるよ。

今日のカムカム0119

朝ドラの『カムカムエブリバディ』をまいにち楽しくみている。

『おかえりモネ』も良かったがカムカムは更に良い。さらにというのはまだわからないし、前半がキツすぎたので今のるい編がその反動で余計にいいと思うのかもしれない。

 

で、今日の放送はけっこうキタ。

内容としては

1.ジョーがるいに結婚を申し込み、るいはお世話になっているクリーニング屋の夫婦に結婚して東京に行く事を言い出せない。

2.という状況にジョーが登場して、るいと結婚したい旨をクリーニング店の夫婦に伝える。

3.るいはその行動を「失礼だ」と怒り、自分の心情を吐露

4.全て察したおじさんおばさんは、るいを突き放すような言動を愛情を持って伝え、最終的に丸く収まる。

という流れ。ざっくりだけど。

で、シンプルにみたら3に対する4のおじさん、おばさんの行動がいいのだけれど、俺は2のジョーの行動と、それに怒ったるいのところで、ジョーの事を考えてウルウル来てた。

 

るいは失礼だと怒ったけど、そしてそれはその後の展開に必要なのだけれど。

あの時のジョーの行動として、ジョーは戦災孤児だから親がいなくて、身寄りのない自分自身だけでるいと結婚する事を決めて、すげー必死にるいをお嫁さんにもらうという事に対して何をしたら許されるのか?を1人で考えたんだと思うんだよね。

その答えがるいにとって親代わりである、クリーニング屋のおじさんおばさんにキチンと挨拶をしようと。

るいが怒るのはわかるようになってるけど、じょーすげぇよ、お前立派だよと。

オダギリジョーのとぼけたような、キョドっとしたような、それでいて深い悲しみのような、大きな優しさのような眼差しがいいんだわ。

 

戦後。戦災孤児が当たり前にいた時代の結婚事情とかわからないし、そんなに重い事じゃないのかもしれない。

あくまで現代の自分からみた意見かもしれないけど、親がいない、教えてくれる人がいないなかで、あの行動に行き着くまでのジョーの覚悟というか、そういうものに胸を打たれた。

 

これから先、まだ一波乱ある展開なのだろうけれど、今日のあのシーンについては、俺はとても好きだった。

 

今日のカムカムまとめ。

明日も楽しみではあるが、佐々木希の演技の浮きっぷりがかなり可哀想。