厳密にはクリスマスという訳ではないのだけれど、高校生になって『検屍官』シリーズを読むようになり、毎年12月に刊行されるのが楽しみというか、最新作が出ると12月を感じていた。
当時(1993年とかだから28年前?)は今みたいにスマホもAmazonもなかったので毎月本屋に行って貼り出される新刊予定で欲しい本が出るのかを調べていた。
『検屍官』シリーズは10年くらい読み続けていたと思うけど、ほぼ12月に刊行されていたはずで、12月と言えば主人公であるケイ・スカーペッタの活躍や人間模様を読んでいたと思う。
残念ながらずっと物語を追いかける事から離脱してしまったのだけど、12月になるとこの作品を思い出す。
今の時代読み返すともしかしたら古臭いかもしれないけれど、未読の方にはオススメしたい、死体の声を聞くという今では当たり前のようにある話の原点みたいな物語。
良かったらどうぞ。