心のパンツは脱げるのか?

30代のおにー・・・おっさんが心のパンツを脱いで話しかけるよ。

【間違えた!】毎日楽しみにしている『おかえりモネ』への最近のモヤモヤと最終週への期待?

あと10回あった…何とかなるのか…?(10月15日追記)

 

 

全く期待せず初回放送を見た『おかえりモネ』だが最近の朝ドラの中ではダントツで毎日楽しみに見ていた。

過去形にすると今は違うのか?と聞かれそうだが楽しみに見ているのではあるが来週で最終回を迎える今の段階でのモヤっとした展開に不安を抱いている。

 

先に僕がずっと予想をしていた『おかえりモネ』の おかえり とは何か?を話すと

 

モネが心の底から嬉しそうにアルトサックスを吹くシーンこそがモネの中に音楽や歓びが帰ってくると予想していた。まだワンチャンあると思ってるけど。

作中何度も震災以来モネはサックスを吹くのを拒絶していたし、震災当時の回想でも「これは役に立たない」的な発言もしている。

時々映されるサックスのケース。モネが被災地出身なのに被災時に地元を離れていた理由(音楽学校の合格発表)と、2021年の実世界で我々を取り巻くコロナ禍で何度も叫ばれた「不要不急」

モネは気象予報士は「地元の人の役に立ちたい」で語られてきたけれど、本当に好きなものから目を背けざるを得ない状況を乗り越えてサックスを吹くシーンこそがモネの中に音楽、好きなものが帰ってきて「本当のモネが帰ってくる」事が『おかえりモネ』と予想しておりました。

 

今日は10月14日の木曜日。あと6回の放送でサックス吹くとは思えない展開。いや、サックス吹くのは僕のこうあって欲しいという予想であって、外れるのはいいのだけれど、

 

あー丁寧に書くの疲れたので崩して書くけれど、地元の島におかえりしてからのモネの物語が雑すぎませんかね?

 

あと6回でどれだけの話を回収するのよ?

番組始まる前の切り替わりの時にNHKのお人が話だけど「この話、大円団迎えそうもないですよね?」ってマジでそう思いますわ。

 

明日はとりあえず、リョーチン助かると思うけど(電話が鳴った時点で船からだと思うし)

 

それを踏まえても

・リョーチンとみーちゃん

・モネと菅波先生の結婚

・じーちゃんの代で牡蠣の養殖を畳むのか?(とーちゃんずっと悩んでる)

・作中の時代は2020年正月だからコロナ始まる

・モネのサックスは吹かれるのか?

・モネの仕事は収益性でるのか?

・宇田川さんの正体(これは正体明かされずスピンオフあると勝手に期待 宇田川は見た)

 

終わる訳ないわ。というかこれらをあと6回でまとめたら物凄い駄作になると思われる。

 

モネの前の『おちょやん』は本当に酷かった。

じゃぁ何で最後まで見られたかというと、最後捲ったから。

本当に見てた人はわかると思うので解説しないけど、テルヲ、ほっしゃん、子なしで支え合ってた夫婦と思ったら不倫して外に子供作って離婚。胸糞悪いオンパレードで、そもそも「大阪の母と呼ばれる物語」が最後付近でようやく展開される有様。ただ、ここから巻いた。まぁマイナスをプラスに持ち直したくらいの話だけど。

主役の演技力が凄いって話になりがちだけど、『おちょやん』救ったのはドランクドラゴンの塚地だからな。

 

モネは俺的に最初からエモさを含めて面白かったのに逆おちょやんになりつつあるのが不安なのだ。

 

地元というか田舎にあるしがらみ、気象予報士の地方でビジネス展開、ここら辺がふわふわしちゃってて辛い。

 

僕自身が気象予報士の会社が存在してるのかも地方で収益をあげられるビジネスがあるのかを知らないせいもあるが(あえて調べていない)

モネの仕事は仕事なのか?

仮に今回りょーちんを救った事で「俺たちの町の気象予報士ずら〜!」ってなったとしてだ。

また次にやばい時にお金取りますってなったら「こんな時に金勘定か?」ってなるでしょ?田舎舐めるなよ。絶対言われるぜ。

いやいや、月々のコンサル料だから関係ない?

ここら辺、あと6回でどう道筋をつけるのか不明すぎる。

 

あと三生がモネに言ったように「町の人達が自分に優しいのは自分が副住職で、リョーチンは(地元の生業の)漁師だからで、ゆーと君は市役所勤めだからってのはリアルな話だと思うのだけれど、

モネのばーちゃんの7回忌?に三生がお経読んだって話になり、待て待てと。

いや、永浦家は父さんも家業継がなかったし、お母さんも島の外の人だし、かなりフランクだとは思うよ。でも流石にあの住職との付き合いや年齢から言ってばーちゃんの法事のお経を三生に読ませる訳ないんだよ。じーちゃん怒るだろ。

感覚、モネの代よ。

田舎のしがらみとか感情とかをリアルにモネの仕事に繋がらない理由にしときながら脇が甘い気がするのよ。ちょい島に戻ってからガバガバ。

船が早く戻ってきたり、嵐なら、それはそれで港は繁盛するのよ!ってモネに説明してたけど、モネが知らない訳ないわけで。

 

この物語があの大学生でボランティアに来ていたねーちゃんが気象予報士になってのリベンジの話なら、そういう漁港ならではの仕組みとか初めて知りました!は通用するけど、モネは地元の人よ?

 

そして、リョーチンとみーちゃんよ。

これはNHKだからなのか、朝ドラだからかわからないけれど、民放だったらリョーチンとみーちゃんはとりあえず男女の仲よね。そして先に進む兆しがないまま、ただお互い呼ばれたら体を重ねて帰るだけに月日を費やして疲れてしまった…

ってくらいなら、わかるのよアタシも。

でも、リョーチンとみーちゃんはいい大人だけれど、海から帰ったリョーチンをみーちゃんが喫茶店に呼び出してお話しして19時に解散!

高校生か?いや高校生に失礼か…

別にリアルな話にしろと言わないけど、みーちゃん周りの話がいつもフワフワしてるのよ。

 

わかる。アタシわかる。リョーチンはもう恋なんてしない(槇原敬之)だから、みーちゃんの気持ちに気がついてても何も踏み込まない。

みーちゃんもわかってるけど、リョーチンが好き。

知るか!みーちゃんはこの作中で一度誰かにしっかり怒られた方がいいと思うよ。

 

みーちゃんは東京に行くべきだと思うけど、もし明日リョーチン助かって、リョーチンが「死ぬかもって思った時、みーちゃんの顔が浮かんだんだ」とか言ったりしたらどうしよう。

アタシがジャンプの作家で編集から「あと6回で話畳んでください」って言われたらやるわね。

そして、リョーチンとみーちゃんは結婚。結婚式でモネの友達全員集合でみんなで楽器演奏して青空映して終わり。もしくは宇田川さんのNHKのアップ。なないろが流れる。

スイーツ。

 

いかん、最悪の事を考えて取り乱した。

 

そのくらい話を畳むまで時間がないと思うのですよ。

アニメみたいに『おかえりモネ第二期!」とかあるならいいけど。

 

みーちゃんは役者さん可哀想なくらいに変なバランサーになってて、

みーちゃんが自分の本音としてやりたい事(研究)をする為に東京へ行く→じーちゃんの代で家業はおしまい

 

みーちゃんが残る→リョーチンと共に島に残って家業も継ぐ。

 

まぁそもそも、みーちゃんのしたい事が研究なのか、好きな人といる事なのかわからない風にはなってるけど。

 

でも、安易にリョーチンとみーちゃんをくっつけて地元に残したら、丁寧に積み重ねてきた『心が繋がっていれば物理的な距離は問題ない』というモネと菅波先生の関係を否定することになる。

ここら辺どうするのかね?

 

そんなわけで明日のリョーチンとみーちゃんによって来週の最後の週が大荒れになるかならないかと。

 

ちなみに、みーちゃんは東京に出る。で、家業は悩みに悩んだオヤジが急に継ぐみたいな話になったら、それはそれでオヤジのこれまでの「家を継がない」という決意と歩みを否定する事になるので、これもないわと。

 

おかえりモネは凄く丁寧にいろんなものを積み重ねてきたと思うのだけれど、丁寧に積み重ねすぎて、尺が足りなくなってる気がする。

 

サックスも個人的には伏線だと思ってたけど、ぶん投げかも知れないし、

菅波先生はモネをずっと「百音さん」と呼んでいるのも、最後の最後に「おかえり、モネ」という為の壮大な伏線だとじゃないかとも思っていたのだがそんな事はないのかも知れない。

 

そんなわけで色々書いたけど、万が一、ソードマスターヤマトみたいな終わり方をしたらどうしよう?という素直な心配点を挙げたのだけれど、実は期待もしているのだ

「やっぱりこの脚本家って凄いわ!」と思わせてくれるのを。

 

きっとこれまで書いてきた「こんな終わり方されたらどうしよう?」をあっさりとバッサリと俺を切るような、そんな『こいうい終わり方か!凄い!』と思わせてくれるはず。

 

サヤカさんがモネの旅立ちを祈ったシーンが最終回だったとか言わせない!

 

そんなわけでして最終回間近だからこその結末を知らない状態での色々思う事を書いてみました。

答え合わせは来週の金曜日のこの時間に。

 

・菅波先生の元に帰宅したモネに先生が『おかえり、モネ…さん』と言って終わる

 

・菅波先生のスマホにモネから『わたしはここにいます』とメッセージが届き終わる

 

・道筋はさっぱり見えないが、モネがサックス吹いて終わる

 

・明け方に宇田川さんがシャカシャカと風呂を洗う音で終わる

 

・実は朝ドラ初の第二期があった(もう次の次まで発表されてるからないだろうけど、回収されない話とか単発スパシャルである気はする)

 

ここら辺で終わったらいいなー

 

では。