大学進学で東京に来て、そのまま根無草なサラリーマンになり20年くらいたった。
終身雇用がしっかりしていて定年退職者が毎年いるような歴史ある大企業に勤めるわけでもなく、転職したりして生きているので東京の中で会社員としても根無草である。
地元にいる友人なんかは地元に生活基盤がある分、それぞれに悩みとかはあるだろうが社会人としては今の会社を定年まで勤める前提で歩む方向は決まっているように思える。
(人生何が起こるかわからないという話はここではしない)
問題は都心部に働く自分である。
転職を繰り返すような働き方をしているので企業に骨を埋める覚悟みたいなものもなく、かと言ってもう若くもなく能力的に下り坂な自分はあと何年社会人でいられるのだろうか?
すげー怖い。定年を一応60歳と考えるとざっくりあと15年。15年?
手に職のない、資格もない職歴しかない自分が15年後も働いているイメージがない。
そんなわけで今50代とかの人はどんな事を思いながら働いてるのかなぁと思ったので題名にしてみた。
答えがない時代なので、誰かが答えを教えてくれるとは思わないけれど「社会人としてあと10年」って方々は僕のこの不安をどう乗り越えてきたのだろう?
20代や30代の社会人に僕が助言を求められたら、『僕を超える方法』はいくらでも教えてあげられるのだけれど、『超えられた自分がどう生きていけるのか?』の答えも自分なりに見つけなくてはいけないのだろう。
そこにまだ答えを持っていない。