2017年大晦日となりました。
ブログはすっかり止まりましたが、今年もやります、書きます俺的漫画大賞!
今年1番僕をワクワクさせてくれた漫画の発表なのですが、例年と違い今年はノミネート作品も簡単にご紹介します。
ご興味がでたら是非とも年末年始に読んでみてください!
勿体ぶらず年間大賞からの発表です!
大賞『アオアシ』
年間大賞はサッカークラブユースの物語である『アオアシ』です。
この漫画の凄い所は各巻にしっかりと見せ場があるのですが、それが既刊のあるシーンからの繋がりだったり、あの時のあれがあるから、ここに辿り着いたか!っていうのが凄く上手。伏線とかではなく、主人公とチームの面々がレベルアップしていくのがどのような過程があったのかがしっかりわかるので『最新刊を読むと1巻から読み返したくなる』という時間泥棒な漫画です。
サッカー漫画なので読む人を選ぶ可能性はありますが来年の12巻からの展開が気になって仕方がない。それほど2017年刊行された11巻までの展開は一直線に心に届きました。
これ、今からなら追いつけるので読まないと勿体無いです。
サッカー漫画好き、高校生の青春が好き、主人公の秘めたる能力が覚醒していくのが好き、これまでの同ジャンルの漫画にはない視点がある。これらの言葉に何かしら引っかかる人は是非とも手を取ってみてください。
2018年のさらなる飛躍を一緒に楽しみましょう!
ノミネート作品
『BEASARS』
『ザ・ファブル』
『ゴールデンカムイ』
『BLUE GIANT SUPREME』
簡単な寸評を
順当に行けば来年の大晦日はこの漫画について書いているでしょう。その位凄い作品。
『アオアシ』がなければ今年の1位でもおかしくない作品でした。
肉食動物と草食動物が共存する世界。設定だけならディズニー映画の『ズートピア』に似てますがディズニーでは、映画では描けないハードな展開が待っております。
学園ものですが、1巻の冒頭でクラスメイトが何者かに喰われ、殺される展開を描くことで肉食獣と草食動物との間に緊張感を走らせ、この犯人は一体誰か?の謎を残しつつ、肉食獣であり心優しき主人公のレゴシを中心とした愛と友情と本能と現実が描かれています。
はい。寸評と言いながらここまで書いている時点でいかにこの作品が大賞でもおかしくなかったかが伝わるかと。
差があるとしたら最新刊がまだ6巻なので2018年が1番面白くなるように思います。だから今から2018年の大本命作品。
無敵の殺し屋ファブルが組織からの命令で大阪に身を隠し、殺しはご法度で一般人として1年生活しろ。という設定の元、起こる様々な事件。
ファブルのキャラクターが秀逸です。基本無敵の殺し屋なのですが殺人狂ではなく、プロの殺し屋なので組織からの命令は絶対守る(不殺)という設定の中、大阪の街とヤクザがファブルを放って置いてくれるわけもなく。
シリアスな物語というよりはプロの殺し屋が『これが普通かぁ』とちょっとズレた感覚とキメる時はキメる格好良さに惚れますわ。

ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 野田サトル
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2015/02/19
- メディア: Kindle版
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この作品に関しては既にいろんな賞で紹介されているので漫画を軽くしか読まない人でも知ってる作品のはず。
『今の展開がとても面白いです』という事でエントリー。話題になった頃は僕には中弛みしていたのですが、今年の展開はまた急激に面白くなってきました。北海道を舞台にした金塊を巡る三つ巴の争いなのですが、パワーバランスを崩すアイテムが出た事で敵対しあう勢力が共闘し始める展開は熱いものがあります。
もともと基礎点が高いのですが、今が1番盛り上がっているので集めるなら今ですよ!
エントリーは『SUPREME』ですが、アニメドラゴンボールでいえば無印とZのようなものなので読むなら無印から。
無印は日本を舞台に。SUPREMEは海外に飛び出した主人公が現在ジャズのバンドメンバーを一人一人見つけていく展開。
主人公のひたむきさ、熱さとにシビれ『世界一になる』と公言する無名の主人公を信じる人達の優しさに胸を打たれます。
個人的に音楽漫画に本当にハズレがないなぁと思うくらいこの漫画が現在の僕の音楽漫画ジャンルの評価を支えています。
音が聞こえなくても、物凄く伝わるものがありますよ。
これから主人公がどんな仲間と出会い飛躍していくのか楽しみです。
以上。他にもたくさん紹介したい漫画はありますが、それはまた別の機会に。
今回紹介した作品はどれも10巻前後なので今から集めるのでも充分間に合いますし、金銭的にも優しいです。
是非とも読んでみてください。そして『あぁ、良かった!』と思ったら是非とも過去のエントリーや来年のエントリーを楽しみにしてもらえたら嬉しいです。
今年も素晴らしい漫画イヤーでした!
それでは、また。