今年も残すところあと3日となりました。
ブログを殆ど更新しない僕ではありますが、年末恒例のやつだけはやっておきたくてPCを立ち上げた所存です。
そういえばこういう時に「筆をとった」とか言いそうですが、ブログを書くときはなんといえばいいのでしょうかね?
誰かいいフレーズがあるなら教えてください。
さて、そんな訳でして題名にて既にネタバレしていますが、今年も1番面白かった漫画を挙げたいと思います。
過去の分は最後にリンク貼っておきますのでよかったら読んでください。
今年1番面白かったのは『ダンジョン飯』なのですが、僕にとっては大切な作品が2つほど完結しまして。1つは間違いなく自分のオールタイムベストに
入るのでそれはまた別枠で書きたいなと思います。
食わず嫌いになったら残念な『ダンジョン飯』
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- 作者: 九井諒子
- メディア: Kindle版
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この作品を2015年ベストとブログに書くのはちょっと勇気がいります。
既に「このマンガがすごい!」で年間1位になっていますし、漫画が好きな人ならまぁ読んでいるでしょう。
それを今更個人ブログで「年間1位です!」と書いたところで「はいはい。」とか言われそうだなぁと。
そこらへんは葛藤があるのですが、逆に注目されるとアンチも増えることから、読まず嫌いの人がいたら残念!と思い書いちゃいました。
ウニを最初に食べた人はどんな感じだったのだろう?
ゴボウって木じゃね?なんで食べようと思ったんだ?
タコやエビを捕まえて調理しようと思った人は赤くなった時どう思ったんだろう?
もし食べる事が好きで、料理の素材について上記のような疑問を持った事が1度でもある方は、このマンガ買いです!
凄くシンプルな感想を言えば上記のような未知なる食材をはじめて食べる時の発見や驚きがこのマンガには詰まっています。
主人公のパーティには最深部でドラゴンに食われてしまった妹が消化されてしまうまでに助けにいく。という動機があり
一度全滅しているためお金がない状態でダンジョンに入らなければならず(妹の消化までというタイムリミットがあるためお金をためる時間がない)
その為、食料はダンジョンで現地調達という設定になっています。
その上でもともと魔物を食べる事に興味があった主人公ライオス。魔物食なんて考えられないという魔法使いの女性マルシル、中立的な鍵師のチルチャックという3人が
それぞれの役割をこなしており、食べてみたい→ふざけるな→いけるかもね。という感じになります。その上で旅の冒頭で出逢う10年以上魔物食を研究していたドワーフのセンシが加わり、
魔物食の裏付けがとられていきます。
もちろんセンシの経験も100%ではなくベースから離れたところで新しい発見があったりします。
土から抜くと悲鳴をあげ、聞いたものを最悪殺してしまうマンドレイク。悲鳴が出る前に殺してしまえば問題ないというセンシの実戦経験に対して
ドタバタがあった挙句、悲鳴を上げさせたマンドレイクはアクが抜けてうまくなる。なんかが面白いエピソードです。
個人的には1巻最後のドラクエでいう「さまようヨロイ」との対決と彼らは食べられるのか?という話が料理漫画とダンジョン漫画としての絶妙なミックス加減で
面白かったです。是非その結末はご自身で確認してください。
『ダンジョン飯』はその世界観とグルメ漫画の面白さを味わわせてくれる稀有な漫画です。
今年の新人賞であり大賞になるだけのインパクトがありました。
決して何十巻も続く類の漫画ではないと思いますが、このはじまったダンジョングルメ漫画を楽しみたいと思います。
2015年12月29日時点で、kindleではセールをやっているので300円もしないでこの物語が楽しめますのでお得ですよ!

ダンジョン飯 1巻<ダンジョン飯> (ビームコミックス(ハルタ))
- 作者: 九井諒子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
- 発売日: 2015/01/15
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今年を振り返ると、面白い漫画を沢山読んでいたのでブログでもっとシェアしておくべきだったなぁとちと反省しました。
今後はもうちょっと気楽に書いていきます。
過去分のリンクはこちら。
narushima1977.hatenablog.com
narushima1977.hatenablog.com
narushima1977.hatenablog.com
それでは、また。