こんばんは。
今日はクリスマスイブですね。そーですね。
さて、ネットでヨーカ堂の挑戦として以下の記事があがっていました。
:日本経済新聞
要は正社員を減らして、減らした分の仕事をパートにさせちゃおう!って話だと思うのですが、
これでいいんですかね?
記事は「挑戦」とかいってますけれど、なんか違いますよね。
パートに責任押し付けてるだけのような気がします。
丁度昨日、電脳くらげさんの脱社畜ブログにてアルバイトのクリスマスケーキが記事になっていたのですけれど、
アルバイトに「クリスマスケーキ」の販売ノルマを課すという狂気 - 脱社畜ブログ
突き詰めるとこれになるだけなんじゃないかと思います。
僕はパートの方を差別するつもりもないですし、人として見た場合には正社員かパートかには差はないと思いますが、
仕事として考えた時には、正社員の方が責任は上になるものだと思います。
それは、それだけの報酬や労働条件があるからで、それ以上でもそれ以下でもないのですけれど。
何が言いたいのかといえば、
1.数値的な目標や責任をパートという立場で負わせる事がまともとは思えない。
2.仮に正社員と同じ報酬の上でパートの方に責任を負わせるのだとしたら、それはそもそも正社員の定義が見直されるべき。
3.パートという状態で「仕事に対する意識の向上」を求めるのはおこがましい。それに応える義務もない。
ってな感じに思います。
経営側の数値的な視点でみたメリットばかり書いてあるのですが、
人件費圧縮よりも、実際に働く人たちの感想も聞いてみたいと思いました。
「やりがい」だけで頑張れる人は限られていると僕は思うので。
パートの方なのにリーダーみたいなポジションにさせられちゃって、でも子供が病気になっちゃって。とかになったら
どうするのでしょうかね?会社は「リーダーなんだから、よほどのことがないと休まれちゃ困る」と思うでしょうし、
そう思えるような組織にしていくだろうなぁとは簡単に想像できます。
なんにせよ、あまりいい記事じゃないと思いました。
都心部と地方での雇用の数とか、そもそもスーパーの業務において正社員が担う責任とは何か?とかいろいろ考える事はあると
思うのですが、
もっと気楽に働きましょうよ
と強く思います。
長期的にみたら、ヨーカ堂が終わるきっかけをみているのかもなぁと思った次第です。
それでは、また。
利益を生み出す主婦パートを育てるすごい方法―パート社員が社長さんに伝授!
- 作者: 鈴木ゆかり,関美分
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/12
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 9回
- この商品を含むブログを見る
- 作者: 中村和雄,脇田滋
- 出版社/メーカー: 新日本出版社
- 発売日: 2011/05
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 31回
- この商品を含むブログ (1件) を見る