心のパンツは脱げるのか?

30代のおにー・・・おっさんが心のパンツを脱いで話しかけるよ。

大谷君の日ハム入団に対して思う事

こんばんは。

今日はちょっとモヤモヤしていた事について書いてみます。
先日、花巻東高校の大谷投手が高卒でメジャー挑戦という話を一転し、日本ハムへ入団する事が決まりました。

これから書くことは35歳のおっさんのたわごとですし、18歳という若者を批判するつもりもありません。
あえてブログに書くことでもないよなぁと思いつつも、すっきりはしていないので、まぁそういう自分の幼稚な気持ちも書いておくのもいいかなぁと思った次第です。

で、率直に言えば
無難な道を選んだなぁ(がっかり)

って事です。

僕は今回の日ハムのドラフト指名に裏があったとか、密約があったとかはまったく思っていません。
確かに、この方法はうまく活用すれば意中の球団に入団できる確率が高くなる手法かもしれませんが、まぁそこまでザルでもないでしょう。

・大谷君は本気でメジャーに挑戦しようと思っていた。
・日ハムはそれを承知で翻意させる可能性に賭けた。

そして日ハムは賭けに勝った。という事なのだと思います。

高卒でメジャーを目指すには、過酷といわれるマイナーリーグを経験しながら、上にあがる挑戦をするそうです。
日本のように即1軍なんていう事もないのでしょう。

食べるものはハンバーガーだとか、ホットドックだとかだそうで。

英語も多分満足には話せないであろう大谷君には不利な事が多いはずです。

過去のマイナー挑戦者の実例と日本で経験を積むという事。
結果的にメジャーに近いのは日本で活躍する事。

そういった事を日ハムはきちんと説明をできたのでしょう。

大谷君はメジャーをあきらめた訳じゃないのだと思います。
「メジャーという夢の舞台に立つために最初の一歩をどう踏み出すかが日ハムだった」
という事だと思います。

丁寧に書きましたが、そして18歳の少年に向ける言葉じゃないですが・・・

誰かが作った道を歩く事を選んだ訳です。

あーつまんね。

だったら、メジャー挑戦会見とかしちゃダメですよ。

彼は野茂の作った道ではなく、自分で道を作れる可能性があったのに、あきらめちゃった。

もったいない。それに挑むだけの才能があったのにもったいないですね。

ごちゃごちゃ書いているのはモヤモヤしているからで簡単に言えば、
リスクをとった日ハムは勝った。
大谷君はリスクを避けた。

リスクをさけるのは仕方ないですよね。18歳ですもんね。
みんな日本で応援してから、日本の誇りとして送り出したいですよね。

なんか寂しいなというのが正直なところ。

18才で企業しようとした少年に、まわりの大人が「大学へは行ったほうがいい」って言っているような感じ。
そりゃ、そのとーり。

でも、孫正義みたいな存在にはなれないですよ。なりたくないという人も多数いるのでしょうけれど

前例がないなら挑戦できない。ってこのままでいいんですかね?


僕は野茂英雄がボロッカスに文句言われて、それでも海を渡ったのをリアルタイムで見たので、その後に起こったトルネード旋風が眩しく思います。

そうですね。僕はヒーローが見たかったのかもしれません。

野茂は日本からメジャーの道を作りました。
大谷君は高卒からメジャーへの道を作れる可能性があった。

その可能性が失われたのが残念です。

今回の件でドラフトはこのままでいいのか?とかいろいろ言われると思いますが、
願わくば、

新しく高卒でメジャー挑戦をしたいという若者が出た時のダメな前例にならないように。と思います。

僕のような考え方は少数だと思いますし、無難で何が悪い。賢明が一番という意見も理解できます。

18歳で自分の腕一本を頼りに海を渡った男を応援したい

それがなくなったのが寂しいのだなと自己分析した次第です。

今日はこのへんで。

それでは、また。