はじめて、今週のお題というもので日記を書いてみる。
「夏休みの宿題」だそうだ。
発明工夫とCOMPLEXしか検索されない僕のブログにはぴったりではないか。まぁCOMPLEXは関係ないが。
「発明工夫」の思い出については、以前書いたので、今日はもっとシンプルで、現在学生の方にとっても有効な夏休みの宿題の処理について書こうと思う。
主に高校生にとって有効な方法だと思うのだが、
宿題は買いましょう
まぁ身も蓋もない話ではあるが、現実的な解決策として、こんな楽な事はない。
ホリエモンは時間がいかに貴重で、それを最大限に効率化できるものを売る事がビジネスになると何かで書いていた気がするが、まさにそれである。
ネットや携帯のゲームで普通にやれば無料だが、こつこつと時間をかけてゲーム内のお金を貯められない人は実際にお金を払ってアイテムゲットしてるでしょ。
原理はそれと一緒です。
僕が高校一年生の時。中学校では解けない問題はほとんど無かった優秀な生徒であったはずなのに、高校にはったらとたんに勉強についていけなくなった。要は化けの皮がはがれただけだったんだけれど。
なかでも数学。これが悲惨。
副担任の女の先生は
「このクラスだけです、クラスの平均点が赤点(30点以下)なのは」
と声を荒げ、そんな落ちこぼれクラスの面々はヘラヘラとわらいながら、放課後の追試でみんなと再会するのが俺達の流儀だとか言っていた。
もちろん、平均点を引き下げているメンバーに僕もいたわけで、勉強は辛かったけれど、あんなに愉快な仲間に囲まれた学生時代も悪くなかったなぁと今では思う。
そんなもんだから、夏の宿題の数学の問題集は苦痛というより拷問だった。
確か『4step』って名前の問題集だったと思う。
未だに当時からの付き合いの友人と飲む時は、
「フォーステップ解けなかったよなぁ」と笑いあっているほどきつい問題集だった。
それを1冊。夏休みの宿題として解いて来いというのだ。
『4step』にはページの最後に答えも掲載されている。こう書くと解けないっておかしいと思うでしょ?
で・も・ね
答えは書いてあっても、そこに至るプロセスが書いていないので、全く役に立たないわけですよ。
プロセスがないのに、問題と答えだけ書くわけにもいかず、これは困ったな。と。
で、最終的にとった行動が「お友達からノートを購入する」でした。僕は心優しい、そして頭のいい木根君から1000円で購入しましたよ。
さて、長くなったのでまとめます。
宿題を購入する事について、
罪悪感は持たなくていい
できないものは、できないと諦める事が肝心です。
対価は交渉して決めよう。
罪悪感の話につながるのだが、勉強ができる人にとっては宿題は苦ではない。僕の場合、木根君にとっての負担は問題を解くことではなく、僕用のノートをもう一冊作る作業が面倒だったのだ。
逆に、それをしてもいいと相手が思うだけの支払いができるのだったら、宿題は買うほうがいい。
どのくらいの対価を払えばいいかは、相手のどの労力に対して払うものかを理解しつつ、交渉するのがいいと思う。
中には食事でOK!って場合もあると思うしね。
交渉は早めに
望ましいのは夏休みに入る前に契約を締結するのがいい。ギリギリなのは丁度今の時期である8月頭くらいだろう。
宿題には夏休み明けという納期があるが、作業をお願いする相手にとってもペースが必要なので、前もって自分の分の宿題をする時間を予定に組み込んでもらうのがいい。
そんなわけで、少しでも現役高校生の夏休みの宿題が軽減され、恋に遊びに謳歌する人が増える事を祈ります。
ちなみに、中学生でこの宿題買取をするのは、望ましくない。もうちょっと言えば、中学生で買取を考えられる思考があるならば、その経緯をまとめて「宿題をお金に換算すると」というテーマで研究発表したほうが、得られるものは大きいと思う。
高校生はなぁー。もう伸びシロがなかったりするので。
まぁやる気の問題ですけれど。それよりも知らない土地にいったり、夏休み前に女の子に告白して、傷を癒したりにつかうほうが何倍も成長できるんじゃないかな。
夏の宿題についてでした。