こんばんは。
熱は下がったのに腹痛が続いております。そんなわけでして休みの日くらいしっかりと長いエントリーを書いてみようと思ったのですが集中できないので、本日読んだ漫画の感想。
以前も書きましたが『アサギロ』です。電子書籍版7巻8巻が発売されたので読みました。
新撰組が好きなら『アサギロ』は必読。 - 心のパンツは脱げるのか?
以前書いたお勧めと今の気持ちに変わりはなく、巻を追うごとに後の新撰組の面々が愛おしくなります。新撰組を題材にした作品は数あれど試衛館時代を8冊もかけて書いた漫画はないんじゃないでしょうか?(あったら是非知りたいです)
僕の新撰組好きは中学生の時に読んだ司馬遼太郎の小説『燃えよ剣』がスタートです。
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これについて書けと言われたらとんでもなく長い文章になるので書きませんが、僕の中の至高の1冊である事は間違いありません。それはまた別のお話し。
何が言いたいかと言えば土方歳三が好きなわけです。
でも、この『アサギロ』に関して言えば土方はもちろんですけれど、全てのキャラクターが本当に魅力的でこの先に新撰組を形成し彼らがどんな末路を辿るかを知っているかだけに愛おしさと切なさが押し寄せます。
名前にこだわる
『アサギロ』では各キャラクターの名前に拘っているなという印象。
斎藤一は山口一として登場。回想シーンで元の名前は山口麟太郎という名前であったと描かれています。ここら辺は改編なのかどうなのかわかりませんが一という暗殺者としての登場。
なぜ一という名前になったのか、本人はそれをどう受け止めているのか?が興味深く。
8巻はいよいよ京へ登る事になる試衛館の面々ですが、沖田は惣次郎から総司へと改名。ここも大先生とのやりとりで総司という名前を得るところがなんとなく印象的です。
名前を与えられる事で、命が吹き込まれるような。
成長と共に名前が変わり、いよいよ僕らが知っている沖田総司が誕生という印象。
いよいよ京都へ、新撰組へ
ある意味新撰組の面々にとっての青春時代が終わり9巻から激動の京都へと場所を移しそうです。9巻はまだ道中での芹沢鴨との一悶着がありそうですが。
新撰組を題材にした作品は沢山ありますが『アサギロ』は彼らの青春時代というか試衛館にいかにして集まってきたのかを丁寧に描いてきましたので、これから新撰組の歴史で各自がどう描かれるか楽しみですし、1人1人への思い入れが強くなること間違いなしです。
新撰組が好きな方には是非読んでもらいたい漫画です。
7巻、8巻。面白かった!
それでは、また。
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