ドッペルゲンガーを探している。僕がブログを書く意味。
読みました。
私のようにただ今日あった出来事、友だちには言わない出来事を幼稚な文章で書きとめるだけならば、ブログである必然性はないのかしら。とさっき思った。
あなたは、なぜブログを書くのでしょうか?
僕も同じような気持ちになった事があるので共感したというか、自分の場合はどうだったろうと考えてみました。
僕の結論だけ書けば僕のブログは必然性はありません。でも書いているって感じです。
もともと2011年にはてなダイアリーをはじめた時から求めるものは変わっていない気がします。
男にはパンツを脱げる奴と脱げない奴がいる - 心のパンツは脱げるのか?
目指すもの - 心のパンツは脱げるのか?
自分が目指した形になっているか?と考えるとまだまだなっていないのですけれどね。
僕のブログは『心のパンツは脱げるのか?』という名前であり、気に入っているのですが、別の名前にするなら『ドッペルゲンガーを探している』でした。
うまく書けないのですが、自分の価値観や魂みたいなものを共有できる人がいたらいいなぁと思ったのです。
もちろん実社会においての交友関係の中でお互いが分かり合えるから友人とかそういうのはあるのですけれど、もうちょっと深いところというか「あ、こんなところに同じ気持ちの人がいるのか!」みたいな。
自分自身の理解者というのは自分でしかないのと思うのですけれど、特定の同じ気持ちを理解しあえる人っていうのは沢山いるのだと思っていて、そういう心の欠片みたいなものをブログを通じて発見できたらいいなと思っています。
だからなるべく自分の観た映画や読んだ本や日々の事を書く事で自分自身を整理しながら、もしも偶然このブログに立ち寄った人が「なんか自分と価値観似ているなぁ」って思ってくれたらそれはうれしい。
そう思える原体験っていうのはやっぱり日々の出会いの中で友達に進めたお店や本や色んなものの感想が「美味しかったよ!」だったり「あの本面白かった!」だったり、自分の好きなものが共有されたり、それ以上に自分の価値観が共有されたのが面白かったからです。
あの人が面白いってモノコトは僕も楽しいかも!って思ってもらえるのは何かうれしい。
もちろん「あれは自分にはあわなかった」「正直つまらなかった」という感想がきければ、それもとてもうれしい。「だったらこれはどうだろう?」って考えるのも楽しいし、「逆に貴方が面白い本教えてよ」って自分の知らない世界を観る事も楽しい。
合う、合わないというのは絶対あるし、強制はできないものだから。
でも違いを楽しめると新しい興味が沸いてくるのだと思っています。
ブログはそういう出会いがある可能性があるものだと思っています。
時間も場所も年齢もいろんなものの垣根がないから。
自分の実社会の活動の範囲だけなら届かない場所も届くのかと。
今日は大学時代の友人達と4年ぶりくらいに会うのですが、あと10分ででなくちゃいけないのにブログを書き出して焦っております・・・もっときちんと書けよとも思うのですけれど。
人気のブロガーさんとか、PVがとても多いとか、為になる!ブログとかいろんなブログがあります。僕も読んでいて凄いと思うし憧れます。自分のブログがそうなっているかと思うと全然そんなではないし、もし仮にそういう凄いブログを目指そうとしても自分にはそれを書きあげるだけの能力はないのだと思っています。
でも、それでもよくない?
高校生の頃。偶然仲よくなったクラスメイトのY君。クラスの中心でもなんでもなくて、教室の右下あたりにいるような人だったけれど、何故か仲よくなり家にいってみると毎週金曜日にドラえもんを欠かさず録画していました。話を聞いてみてそのドラえもん愛にしびれたものです。
変な例ですが、人気者はもちろん素晴らしいけれど、貴方が普段考えたり、何気なくしている行動が誰かにとってはとても素敵だったり、楽しいことだったりするんじゃないかと思うのです。
だから僕も自分のブログは大した事ないかもしれないけれど公開しつづけています。
誰かに触れたらいいなと思って。
この前何気なく書いた「1月なのにふと暖かい風を頬に感じて心がぎゅーっとなった」ってわかってくれた人がいて凄くうれしかった。
僕はこういう小さな1つを積み重ねて、このブログを大切にしていきたいと思います。
強引ですが、この辺で。
それでは、また。
下に紹介する『桐島、部活やめるってよ』はそういう意味では高校の人気者から外れたところにいる主人公達がいかに素敵な青春を送っているかという見方もできる作品です。
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