『亜人』3巻読みました。
- 作者: 桜井画門
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/11/07
- メディア: Kindle版
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- 作者: 桜井画門
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/11/07
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2巻までの圧倒的な不死の人間?『亜人』に対する謎。
そして敢えて人間側の実験材料に差し出された主人公”永井圭”の脱出劇が描かれます。
3巻は主人公の永井君のドライさを思いっきり描いているので、漫画を読んでいる読者が感情移入できないというか、主人公=クズという図式になっています。
クズなんだし合理的なのだけれど、時に矛盾した行動をとってしまう。
それは何故か?は今後の展開って事で。3巻では永井君のクズさというか他者への無関心を前提にしながら助けにきたはずの帽子の男と反目し、施設を逃げ出すところまでで終わります。
一方で亜人である帽子の男も何かの意図があるようで。
日本に3人しかいないはずの亜人。実際は死んだら死ねなかった。でも誰にも気が付かれないまま生きている隠れ亜人は多数いるはずで、亜人を組織化して何かをしようという感じですね。
薄々描かれていた主人公の薄情さが3巻で全面に出されたことで、テンションが落ちるというか、
ちょっと勢いがなくなったように感じます。
それがわざとなのだろうとは思うのですが。
4巻に期待ですね。どんな展開がまっているのか。
楽しみにしています。