『ワールド・ウォーZ』を観てきました。
この映画、原作は未読ですし、そもそも他の映画を観る時に予告をみて、
興味があったので劇場公開になるまでは殆ど知識0でした。
そんな予告編はこちら。
僕はてっきり『第○次世界大戦』の最終版としての”Z”なのだと思っていたのですが、
ゾンビのZでございました。
世界はゾンビと闘うって話のような、ブラピ版「アイアムアヒーロー」のような・・・
- 作者: 花沢健吾
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/10/19
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
そんなわけでして、僕の勝手な妄想とは全く異なる映画だったのですが、
夏休みに頭をからっぽにして楽しむならOKって映画でしたよ。
実際、ゾンビものというと、どうしても人を喰うシーンとか残虐でグロいシーンがありがちなのですが、この『WWZ』ぜーんぜんそういうグロいシーンはありません。
ですので、デートとかでも見に行って問題ないです。
僕もここまでライトなゾンビ映画だとは思わなかったので、お昼に松屋の『うまトマモッツァレラハンバーグ』を食べて胃がかなり重かったのを映画直前まで心配したのが恥ずかしいくらいです。
そんなわけでして、脚本が!映像が!とかこだわってしまう人には酷い映画になるかもしれませんが、
ちょっと久しぶりに映画観ようか?できればちょっとドキドキするのがいいよね!なんて人にはぴったりなんじゃないかと思った次第です。
以下、ネタバレ含む感想
いやー、それにしてもブラピZ旅はブラピをナビゲーターに絶叫アトラクションを楽しむという感じでした。絶叫といってもディズニーシーの「タワーオブテラー」くらいのものですので、怖くないっすよ。
アメリカ都市部でパニック開始→夜のアパート→韓国の米軍基地→イスラエルの巨人をも防ぐ壁を登る奇行種達→飛行機→ゲーム「バイオハザード」をなんとなく思い出す研究所
2時間弱の映画なのにテンポよく場面が変わっていきます。そんでもってワールド・ウォーとかいっているわりには世界観が広くなく、チマチマした箱庭でのパニックアクションという感じなんですけれど。
ブラピはナビゲーターだけあって死にません。飛行機で手榴弾爆発させて飛行機のどてっぱらに穴を空けて墜落させても生きています。ちょっとお腹に刺さりましたが・・・その程度。
最後の研究所ではダチョウ倶楽部かよ!って突っ込みたくなるような「鳴らすなよ、音、鳴らすなよ!」「パリン!」うぁーとかあって面白かったです。
最後、致死性の病原体をブラピが自ら体内に打ち込み、外で待ち構えているゾンビを素通りできるか?という場面でも、ドアの外で待っているゾンビがもう江頭2時50分です。うぇあぁぁぁぁっとかいいながら体をポキンポキンと曲げる仕草。『パシフィック・リム』が日本の特撮へのリスペクトなら、『WWZ』は日本の芸人へのリスペクトかと思うくらいでした。
なんだか酷評されているような『ワールド・ウォーZ』ですが、僕は肩の力を抜いて楽しめる映画だと思います!脱力ともいうかもしれませんが!
『モンスターズユニバーシティ』を観るために『モンスターズインク』を久々に観た後での『WWZ』の鑑賞に関わらずこの感想なので、大丈夫だと思います!
『ワールド・ウォーZ』★★★
ディズニーランドは遠いという人も、気楽にアトラクション気分で楽しめる映画だと思いますよ!
でも期待し過ぎはダメですよ。
ちなみに原作はなんだか評判がいいみたいですね。ちょっと読んでみたいと思っています。
- 作者: マックスブルックス,Max Brooks,浜野アキオ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/03/08
- メディア: 文庫
- クリック: 11回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
- 作者: マックスブルックス,Max Brooks,浜野アキオ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/03/08
- メディア: 文庫
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
- 作者: マックス・ブルックス,(翻訳監修)森瀬繚,卯月音由紀
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2013/08/07
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (18件) を見る