就活を苦に死を選ぶという事
こんばんは。
今日は昼間にこんなニュースを読んでからいろいろ考えていました。
毎日jp(毎日新聞)
ツイッターでも呟いていたのですが、
僕が学生だった時代よりも今の方が厳しい世界なのだろうなぁという事を踏まえても
自殺する事なんて何もないと思います。
なんか、新卒で就職できなければ人生詰みます。みたいな風潮は嫌ですね。
実際問題、そういう傾向はあるのかもしれませんが、人生が詰むって程じゃないですよ。
あまり原因を探っても仕方がないと思うのですが、僕はやはり大学の乱立と存在意義が希薄化した事が問題だと思います。
暴論として言えば、「勉強できない奴でもお金があれば、とりあえず大学にいける」っていう社会になっている以上、
昔の基準だったら大学生になれなかった人が苦しい思いをして、就活で自分を否定されるのって当然の結果じゃないのかと。
こうやって書くと、就活に失敗して自殺を選んだ人はみんなFランクの学生さんかとミスリードしそうですが、
別にそういうわけではないのですよね。
僕がいいたいのは、
勉強ができる奴が世の中一番偉い訳じゃない。
大卒→就職という道が全てではない。
って事だけです。
別に勉強得意じゃなくても大学行くのは否定しませんが、何の為に大学に行くのか?っていうのが、ただ「新卒チケットのため」だとしたら、そりゃーダメだと思いますよ。
むしろ、「高卒で働くより、あと4年は遊びたい」って動機の方がはっきりと割り切っている分、就活でも悩むことはなさそうです。
考えがまとまらないというより、考えすぎて一回りして、とりとめもなくなっているのですけれど、
確かに新卒で会社に入社するというのは貴重かもしれませんが、それは「超大企業」「優良企業」に入る場合です。
今は転職も昔ほど難しい社会じゃないし、どんなに不況でも伸びている会社というのはあったりするので、そういう会社に潜り込めれば
職歴として残り転職にプラスに働く事もあります。
世の中の素敵なモデルケースのような人ばかり見て、そうなれない自分にくよくよするより、
自分にもできる事がきっとあると信じてほしいと思います。
僕は自殺をする人を弱い人とは思いません。死を選択できるというのはとてつもない力がいると思うし、
そうせざるしかない程追い詰められた結果なのだと思います。
でも、それでも自殺なんて馬鹿野郎ですよ。
死ぬくらいなら、友達の少ない俺の友達になってくれればいいのになぁと思います。
ちょっとでも社会をよくするために、僕は転職していますし、新卒チケットなんて全然恩恵がなかったけれど、
それなりに生きていますよ。
そんな人。たくさんいます。
だから絶望しないでほしいと思いました。
まとまらないですが。
それでは、また。
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