こんにちは。
12月になりました。今月をもって2013年が終わると思うとなんとまぁ時の経つのは早いものかといつも思います。日々の仕事の時間は退屈で長いなぁとか思うのに、最終的に帳尻合わせられている感じがして泣きたくなりますわ。
そんなわけでして12月です。12月1日は新卒の就職・採用活動が解禁になる日です。もうそんなことは関係ない僕からすると解禁、解禁うるせぇなぁとか、ボジョレーみたいに「2013年度の新卒は近年稀にみる出来の良さで~」とかキャッチコピーとか毎年つかないかしら?とか日曜に本当に俺はやる事ないんだなと寂しくなるようなことを考えているのですが、ニュース記事を見たりしてちょっと思った事なんかを書きたいと思いますので書かせていただきます。とっ散らかると思いますのでご容赦を。
基本的に若者はライバルなので叩き潰したいところですが、それは同じ土俵にあがったらの話でまずはスタートラインに立とうとしている人たちを応援したいなという気持ちはやっぱり強いです。
就活 最後の12月解禁 人材確保へ手法ひと工夫 景気好転も大手「量より質」 (産経新聞) - Yahoo!ニュース
もうね。こう。なんというか就活は平等ではないという大前提を隠して話すのはやめた方がいいと思う。
要は語学力のある高学歴の人材をとりあえず確保したい。って話なのでしょ?
しかも環境順応性も求めちゃって。
でもなーそもそも企業側はどれだけ偉いんだよって話で。
子供の頃からPC操作およびネットに精通している今の学生の方が会社でふんぞりかえっている中年以上のおっちゃんより質が高いでしょうに。
実際今の新卒の子なんてパワポとかでアニメーションばりばりの綺麗なプレゼン資料つくれちゃったりするし、SNSのおかげで幅広くネットワークをつなげる事もできる。
最初に僕が同じ土俵にあがったら叩き潰したいって書いたのは大げさな言い方ではあるけれど結構本気な部分もあって自分が身に着けた経験則なんてものを習得されたらあっという間に追いつかれてもおかしくないという危機感を持っているからなわけです。
もちろん。世の中には無数の会社があるので業種・職種によってはそんな簡単に当てはまらないケースもあるでしょうけれど。語学やロジックなんて後天的に身に着けられるものだから、それは個々人の努力でいかようにも習得スピードを速める事はできると思うわけですよ。大事なのはやるか、やらないかだけで。
話が結構それましたね。
要は実際のところ数多くの学生の”素”質については、今社会人である我々より高い可能性がありますよって話。
だから「質を求める」とかいうのなら同時進行でリストラも進めるべきだと思う。
サッカーとかの入れ替え制みたいに新入社員枠100人、リストラ枠100人としてリストラ対象の人も就活させちゃえばいいのにとか。新卒より自分の方が優れています!ってアピールしてさ。人材の流動化ができていないから上が詰まって入口は大渋滞なのですよ。
これは理想論ですので具体的に何が悪いのかを1000字くらい書いたのですが消しました。批判が怖いのではなく思考がグルグルしちゃったからです。
解雇規制緩和の話ってどうしても卵が先か鶏が先かみたいな話になるので。書いていて卵の話なのか鶏をどうにかしたいのかまとまらなくなりました。
きれいにまとめる必要もないと逆切れしたので今から勢いで書きますわ。
企業ダメすぎって視点で書いたので、今度は学生に批判的に視点を移すと、
要は大学多すぎ。君、その大学で何学んだの?って人が多いのかもしれない。いきなり閃いたのだけれどキラキラネームもしくはDQNネームの人は名前で損する可能性が高そうなのと同じで大学もキラキラ大学とかDQN大学ってあるんじゃなかろうか?
そりゃーピカチュウ大学卒業とか言われても、とりあえずOBとかいないならどんな感じかわからないし名前の知ってるメジャー大学とっておいたほうがいいよね。
別に批判したいのではなく、だからこそ大学生の4年間で何をしたか?は大事だと思うって事です。
学歴って一つの結果として判断されている。それも前より。なんで前よりと書くかといえばネットで簡単にエントリーできるから。誰でも。
企業の採用人数は決まっているし、採用に携わる人の数も限りがある。10人しかとらない会社に1000人きちゃったりするわけでしょ。何かでスクリーニングされる。その何かが学歴だったり、筆記試験だったり、提出物だったりするのだと思います。
何が言いたいのかといえば、まだまだ沢山の会社が学歴を基準にしてるんじゃないのかな?って事。採用期間が短くなるなら尚更その傾向は強まる気がする。
僕は採用基準を明記しちゃえばいいと思うのですよ。
例えば学歴にこだわるってなら、偏差値○○以上の大学の卒業生しかとらない、過去も含め在籍した社員の出身校以外はとらない。実力主義なら学歴不問しかし筆記試験判定。折衷案でそれだけじゃ夢がないから社員出身校7割、新規3割とか。
自分が対象じゃないからって好き勝手言っていますが・・・
僕は終身雇用が前提の大企業に勤めた事もないし、転職経験者だから思うのかもしれませんが、学生の皆さんが少ない情報の中から自分が受けたい会社を選ぶときに何らかの基準で選定していると思うのです。給料とか土日休みかとか営業職かとか、それがみんな画一的な情報ばかりだからとりあえずエントリーになってるんじゃないかしら?
賛否両論あると思うけれど、学歴不問なのなら、エントリーにも履歴書にも出身校は書かせるべきじゃないと思うし、逆に学歴で1次選定していますって表明するのもありだと思う。
要は付き合う気もないのにお互いにキープしているのが健全じゃないと思うのです。
企業側はもっと情報を学生に出していいと思う。
所属社員の学歴でもいいし、直近3年間の新卒の離職率とか。出せる限りの情報を出して、企業側もフェアにうちはここを大事にしますよ。とか応募人数が1万人を超えたら、これを基準に足キリしますよとか。足キリはなくても筆記試験を追加しますとか。
そんなことを考えていたら別のアプローチでスクリーニングをかけた企業が現れた。
僕は賛成です。受験料がいいのか?とか負担は学生ばかりなのか?とかいろんな意見があると思うけれど、現状の誰でもエントリーできて冷やかしや会社が求める人材にそぐわなくても受験できてしまう仕組みに企業側が一石を投じるのはいいことだと思う。
まぁ本気で受けてほしいとかいうなら、ドワンゴの場合は選考プロセスにある技術アピールを必須にするだけでいいと思うのだけれど。2014年の採用は40人強のようだけれど、もしも2013年も同じだったとしたら、2013年度のエントリーがどのくらい来ていたのかは公開してもいいんじゃないかしら?
初期選考が多すぎてやってられねぇから受験料とってそれでも来るという学生を採用したいです。でいいと思うのよね。
あと寄付っていうのも嘘くさい。いや嘘はついていないのはわかる。嫌なのは寄付にしないと世間が黙ってないという前提でやってないか?と僕が疑っている事だ。
寄付とかご立派な事いうなら受験料の使い道は
- 選考を従来以上に厳しくするため採用担当者の残業時間が例年以上に超過することが予想されるため残業代に充てます。
- いただいた受験料は内定者が正社員として入社した初年度のボーナスとして支給させていただきます。
とかの方がいいな。後者は勝ったものが総取りって感じでやる気がでちゃう。
僕は文系の人間だったから技能的な要素は何ももっていなかったけれど、理系の採用っていうのはこれまで書いたような学歴とかを超越して形にしてアウトプットできる人間を選定できるからいいなとも思う。
ドワンゴはそっちの会社だと思うのだけれど、それでも沢山エントリーがきちゃうのかなぁと思いました。
無理やりまとめます。
- 新卒の採用だけじゃなくて、人材の流動化の議論がもっと活発におきて前に進めばいいと思う
- 色んな業種職種があるけれどPC操作とかネットスキルという面では新卒の方が質が高いのではないか?
- 採用側はできうる限りの情報を学生に提示するべき。その上で採用基準を明確にしたら、とりあえずエントリーは減るのではないか?
- ドワンゴの受験料の試みはいいと思う。受験料がスタンダードになることが目的ではなく、今の新卒採用の仕組みをもっと学生・企業双方にとってミスマッチが起こらない仕組みにする事が大切
そんな事を考えて日曜が終わりました。
まとまりがないですが学生の皆さんには後悔のない活動をしてほしいです。
後悔したら転職すればいいとも思っているのですけれどね。
新卒だろうが中途の転職だろうが雇用側の業績が悪かったら話にならないので、景気がよくなればいいなぁと切に願う次第です。
それでは、また。
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