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心のパンツは脱げるのか?

30代のおにー・・・おっさんが心のパンツを脱いで話しかけるよ。

最近読んだ漫画『妹先生渚』『リアル』『ウヒョ!東京都北区赤羽』徒然

漫画

 

妹先生 渚 4 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)

妹先生 渚 4 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)

 

 3巻のラストからひっぱった原君の偽お見合いの話は1話で終了。

ようやく結ばれた2人をあえてグダグダな展開にもっていく必要はないと思うので杞憂に終わって安堵。

海沿い町の青春&人情劇てことで渚以外にも焦点があてられている群像劇なわけですが、やっぱり続編ならではの難しさも読んでいて感じる。

前作『光路郎』の完結が1993年に描かれていて、続編は2013年に描かれているわけだけれど、作中の時間軸としては高校生だった渚が25歳くらいということは8年しか経ってない訳で。でも描かれている時代は2013年の世界に合わせられているのよね。

でも、よく読むとスマホとかは出てこないから2000年代なのかも。

まぁ都会の話じゃないのであまりこだわるところじゃないけれど。

多分こうやって時間軸とか時代背景を気にしているのはこの作品で描きたい人達がトっ散らかっている印象だからなのかもしれない。

渚とその仲間(『光路郎』での高校生たち)の大人になったその後も描きたいのだろうし、渚が地元の高校の先生になった事での今の生徒たちの等身大の青春の悩みとかを描きたい部分もあるのだろうし。

基本的に1~2話完結だから読んでいて不満があるわけではなけれど、『光路郎』にあった戦後の日米間の影響で離ればなれになった兄妹の絆をどうやって結べるか?という大きなテーマみたいなものがまだ見えていないと思う。

最終的には渚の結婚で終わると思うのだけれど。

これは僕の勝手な妄想だけれど映画『四十九日のレシピ』を観て思ったのは、『妹先生渚』は小学校の先生の方がよかったんじゃないだろうか?今回のカレーの話にもあったけれど母親に育てられなかった渚が純粋な子供と向き合って、どうやってそれを乗り越えるか?とかのほうが大きなテーマになった気がする。

でもなーよくよく考えたら渚には光路郎がいるもんな。母不在というのはあえて強調する事でもないのか。

いろいろ書きましたが好きな作品です。年月を経てからの続編なだけに新規のファンもいるでしょうし、僕みたいに前作からの続きとして色々注文つける人もいるでしょう。この物語は優しい物語だと思うのでそこを大切に続きを楽しみしています。

 

 

REAL 13 (ヤングジャンプコミックス)

REAL 13 (ヤングジャンプコミックス)

 

 1年に1度のお楽しみ。これを読むと秋の終わり。

13巻は1冊丸ごと半身不随のプロレスラー、スコーピオン白鳥のリングでの闘いを描いている。単独の1冊としても楽しめるという感想も結構多いみたいだけれど、これについては僕はこれまでの積み重ねからこそ爆発した内容だったと思うので未読の方は是非1巻から読んで欲しいなと思います。

プロレスは筋書きが決まっているという事を前提に物語が作られているけれど、それはすでにいろんな漫画で描かれているから特にどうという事ではなく、むしろレスラーとして、ヒールとしての生き様を丁寧に描いているなと思いました。

リアル13巻を読んで連想したのは、以下の3つ。

 

太陽のドロップキックと月のスープレックス 1 (モーニングKC)

太陽のドロップキックと月のスープレックス 1 (モーニングKC)

 

 モーニングで連載されていたプロレス漫画。リアルでも言及されていたけれど太陽(ベビーフェイス)には月(ヒール)が必要って話。厳密にはちょっと違うけれど。当時は総合格闘技とかもあったのでそこらへんとの兼ね合いも描かれていました。プロレス自体を描くというのならリアルよりこちらの方がお勧めかと。

 

レスラー [Blu-ray]

レスラー [Blu-ray]

 

 まぁこれは知っている人はみんな想像したと思います。いい意味でプロレスラーっていうのはバカであり、そういう生き物なのだと。リアル13巻だけ読んで楽しめた人でこの映画を観てない人は是非。

最後はこの人

 

figma 江頭2:50 (ノンスケール ABS&PVC製塗装済み可動フィギュア)

figma 江頭2:50 (ノンスケール ABS&PVC製塗装済み可動フィギュア)

 

 別にふざけているわけじゃなく、白鳥はずっとヒールをすることで「世の中に馴染めないクソ野郎の味方」でした。きちんとソース確認してないですけれど、えがちゃんは笑いでそれをしているのですよね。根底にあるのは同じであり、実在するヒーローとしてはこの人なのだと思います。

そんなわけでしてスコーピオン白鳥のレスラーとしての生き様は花咲君を通して第三の主人公高橋に決意を宿す事になります。

ここから主人公(13巻は1コマもでなかったけれど)戸川清春のいる車椅子バスケットの世界に繋がっていくのですね。

『リアル』13巻お見事でした。また来年が楽しみなんですが、僕が生きているうちに終わるのかが心配になってきました。

 

 清野とおる氏による実録赤羽漫画。相変わらず赤羽の不可思議な魅力で満ち溢れています。

物凄く真面目に言うと人の繋がりって凄いなと。そんなことを思わせてくれる1冊でした。

東京都北区赤羽』から数えると10冊目になるのですが、お馴染みの居酒屋ちからのマスターやジョージさん、赤羽UFOのその後なども描かれていて面白いです。

未読の方は『東京都北区赤羽』から読まないと損しますよ。単体で読んでも面白いですけれど。それにしても清野先生の誰にでも突入できる才能は凄いです。

人って面白いわ

 

 それでは、また。