心のパンツは脱げるのか?

30代のおにー・・・おっさんが心のパンツを脱いで話しかけるよ。

漫画家が主人公の漫画にハズレなし?

こんばんは。今日は漫画喫茶に篭っていました。
そんなわけで、気になる漫画もまとめて読んできたのですが、
テーマを絞って、お気に入りの漫画やお勧めしたい漫画を書いておきます。

漫画。僕は漫画が大好きなわけですが、それを作っている漫画家自体にも興味があったりします。
古くは『まんが道』がそうですが、漫画家自体に焦点をあてた漫画も沢山あり、それらは面白いものばかりだと思っています。

そんなわけで、今日は僕が好きな『漫画家が主人公の漫画』です。

アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス)

アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス)

多分、今現在、僕の好きな漫画の1,2位を争うといえる、島本和彦先生の自伝とも言える『アオイホノオ

80年代に大学時代を過ごした作者の熱い時代と青春と夢の葛藤がよく書かれていて毎回楽しく読んでいます。

漫画家を目指す、焔燃(ホノオモユル)=島本和彦の青春時代。
「この物語はフィクションである」
とうたいつつ、実在の人物や彼が影響された多数のマンガに対する愛憎が語られている。

中でもエヴァンゲリオンで一躍有名になった、庵野秀明も同級生だった事もあり、エヴァを生み出した「ガイナックス」がどのような出会いでできていったのかも、本編の重要な物語である。

熱さと笑いが見事に融合された傑作だと思います。
まだ10冊未満なので、集めるなら今ですよ!

主人公の焔君のその後はこちら。

吼えろペン (サンデーGXコミックス CHRONICLE)

吼えろペン (サンデーGXコミックス CHRONICLE)

漫画家になった焔燃の物語。大好きな漫画である『うしおととら』の作者である藤田和日郎先生を「富士鷹ジュビロ」とし、『からくりサーカス』を『からぶりサーカス』としてしまったのは最高だ。

青春少年マガジン1978~1983 (KCデラックス)

青春少年マガジン1978~1983 (KCデラックス)

こちらは大好きなスポーツ漫画『柔道部物語』の作者である、小林まこと先生の自伝漫画。
主に小林先生のデビュー当時の作品とその時代のマガジンの様子を描いています。前述した『アオイホノオ』よりも更に前の年代の物語ですが、漫画家でいることの栄光と苦労。そして共に切磋琢磨する親友の漫画家達、そして別れまでがあますところなく書いてあります。
小林先生の作品としては、しっとり。とした感じのする漫画でした。

ちなみに『柔道部物語』は本当に色あせる事のない傑作なので、こちらも是非。

柔道部物語 全7巻 完結コミックセット(講談社漫画文庫)

柔道部物語 全7巻 完結コミックセット(講談社漫画文庫)

こちらは更に時代を遡り、あの「マンガの神様」手塚治虫先生の話。一度人気が落ちた後『ブラックジャック』にて復活する時代から描かれています。
ちょいと手塚マンセー気味な気もしますが、連載を何本もかかえながら、編集者達が四苦八苦していた現場や、チャンピオンの編集長の破天荒ぶりが読んでいて時代を感じました。
ウイスキーを飲みながら仕事をしていた編集長。いまではちょっと考えられないですね。でも僕が社会人になった10数年前は自分の席でタバコをすって仕事をしていた人も多かったのに、今では喫煙室とかある会社が多いですし、だんだん変わっていくのですね。
なんとなく熱い時代では今はないのだなぁと感じます。

さて、ここまでは実在の人物を描いた(アオイホノオは一応フィクションですが)漫画をあげましたが、最後に完全フィクションのこの漫画について。

バクマン。 20 (ジャンプコミックス)

バクマン。 20 (ジャンプコミックス)

バクマン。』見事完結です。本日ようやく読んできました。
いろいろ賛否両論があるようですが、僕はこの漫画好きでした。
細かくて読むのに時間がかかる時もありますが、それは密度があると僕は思います。あまり悪口はいいたくないですが、ワンピースの説明くどくどとはちょっと違うかと。
完結である20巻。ネタバレは嫌なので特にかきませんが、夢が叶うという段階まできたサイコーに対して、シュージンが考えたプレゼントにはグッとくるものがありました。是非読んで確かめてもらいたい!

そんなこんなで、今日は漫画家が主人公の漫画をあげてみました。
未読のものがあったら、是非読んでいただきたいです。

ちなみに

まんが道 (1) (中公文庫―コミック版)

まんが道 (1) (中公文庫―コミック版)

G戦場ヘヴンズドア 1集 (IKKI COMICS)

G戦場ヘヴンズドア 1集 (IKKI COMICS)

は言わずもがなです。

それでは、本日はこれにて。