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心のパンツは脱げるのか?

30代のおにー・・・おっさんが心のパンツを脱いで話しかけるよ。

その日、僕は寿司屋のカウンターにいたのだ。

廻らない寿司を喰らおう クソッタレの自分のため
廻らない寿司を喰らおう 全てのクズ共のために
廻らない寿司を喰らおう 一人ボッチで泣いた夜
廻らない寿司を喰らおう 一見あつかいされた日々

僕は回転寿司が好きだ。
それも、変な寿司がお気に入り。
「エビフライ一本巻」
「すき焼き軍艦」
「カキフライ軍艦」
「焼豚ねぎまみれ」

まぁ、まず普通の寿司屋でお目にかかれないと思われる、メニューは楽しい。ファミレスのお寿司屋さんが回転寿司ってイメージ。
変なメニューが好きではあるが、もちろん普通のお寿司も好きです。はい。
でも、やっぱり

「あぶり中トロ」
「あぶりサーモン」

なんていう、ガスボンベにバーナーつけて「シュゴー」って炙っちゃうようなお寿司が好きだったりするわけです。

つまり基本的にはお子様なのですね。ぼかぁ。
でも、残念ながら肉体のほうは30を超えてしまい、世間の目からはおじさんと呼ばれるようになりました。

本日の日記は、そんな心は14歳、体は34歳の真性駄目おじさんが、廻らないお寿司屋にいってきた話。

・・・回転寿司が好きな僕ですが、基本的には美味しい物全般が好きなので、極稀にきちんとした食事もしたくなるのです。

廻らない寿司。

ファクトリーオートメーションって感じで、自動的に握られる寿司や独創的なメニューのお寿司が好きなのは前述した通りですが、やはり「職人」と呼ばれる人の手で握られた寿司というのも、技巧というか芸術を感じるものです。

要は格好つけたくなる時もある。大人だからな。

そんな訳で、いくつかの要因が重なり、
東京の東は江東区門前仲町にある『鮨あおき』さんにお邪魔してきました。

選んだきっかけは「食べログ」です。情弱だからな。

門前仲町のお寿司屋さんが気になる人は読んでいただければ幸いです。
ドラマはないぞ。

お店は門前仲町の飲み屋がある通りの一番端の角にありました。
大将が一人で握るお店。予約しての訪問です。
すでにカウンターには常連さんがいらっしゃり、僕はカウンターの角に座りましたよと。

格好良く、いちいち注文して食べられたら良いのですが、残念ながら変なお寿司にしか造詣が深くないので、迷うことなく、

「お、おまかせで、お、おねがい、しゃーす」
と、おまかせを頼みました。

で、お通しがこれ。

大根おろしの上にシラスと一味?がのっかっており、さっぱりと。

お次は、『枝豆と毛蟹とタコと卵焼き』

タコは味付けが絶妙で美味しかったが、後述する理由から詳細はさっぱりわかりません。

で、お造りが登場『マゴチ』と言われたはず。

ポン酢をつけて食べました。

で、『お刺身』登場

さんま・かつお・たこ・まぐろ・子持ち昆布・甘エビ・サバ
どれも、おいしゅうございます。肉が無い

で、おつまみの部最後は『焼き物』登場です。

平貝・烏賊・いわしの大葉包み
平貝が味が濃厚で美味しかったです。
普段はホタテなのでしょうか?常連さんとの会話がそんな感じでした。
写真は少々食べてからとってしまったので、実際は2切れづつあります。

ここまでが、おつまみで、次から握りに入ります。
写真はワァーっとUPしておりますが、大将一人で握っており
(補助のお弟子さんはお一人いましたが)
ゆったりした時間で、のんびり食べていました。

で、で、握りに入るのですが
若干小ぶりに感じるくらいですが、丁度良い大きさで、
全てに煮切り醤油?をつけているので、自分で醤油をつけなくても
食べられます。

『イカ』

『トロ』『ホッキ』

『かます』

『車海老』

『鯵』

『雲丹』『いくら』

『穴子』

で、『しじみ汁』

ラストが『巻物』

横の漬物は「カボチャ」とのこと。

ここまでが、『おまかせ』です。後は別途注文との事でしたので、
常連さんと大将がお話していて、旨そうだった
穴子の塩を注文しました。

この時期の脂ののった穴子はタレよりも塩が良いようです。

ふんわりした穴子と塩加減が絶妙でしたよ。

気になる?お値段ですが、上記の料理にビール(小)、梅酒×2、ウーロン茶の飲み物を飲んで、

一人、¥7250でございました。

回転寿司と比較しちゃまずいですが、上記の量の美味しい肴と握りを食べて、この値段はとても安いと思います。
実際おまかせは¥5000〜となっているので、正確にはわからないのですが、酒を飲まなければ、多分¥6000でお釣りがくるのでしょう。

コストパフォーマンスはかなりいいんじゃないかと。

ちょっと、本格のお鮨をいただきたいと思った人にはお勧めです。

食事に満足しましたが、いいことづくめというわけでもないので、そこらへんも正直に書いておきます。
でも、これはある意味仕方が無い事なので、愚痴の類です。

『一見さん』と『常連さん』

『鮨あおき』さんでは大将が一人で握っています。お弟子さんはいるようですが、店内はカウンター8席とお座敷に4人かけが2つという構成なので、広々としたお店ではありません。

そんな中で、はじめてお店にいった僕はカウンターの角に席が用意されていました。この席からだと、カウンター正面の冷蔵ケースに入った『今日のネタ』を観る事も、大将の握る姿も見ることができません。

また、すでに常連の方がいらっしゃり、お話をされながら握っているので、料理が出たときに素材の説明はありますが、詳細等を聞ける雰囲気ではありませんでした。

  • せめて、ケースの中身が見られたら、食べてないネタの質問ができたのに
  • せめて、調理が見られたら、握りの中にある技術について勉強できたのに

『一見さん』だから、ある程度話ができないのは仕方がないと思いつつ、通された場所も場所だったので、会話せずとも目で楽しむという事もできなかったのが悔やまれます。

でも、まぁ僕も決して『よいお客さん』ではなかったとは思っています。ブログにでも使ってみるかと、このように出てくる料理を写真にとっているわけですからね。僕の方が失礼な客なのかとも思っています。

『寿司屋って敷居が高いのよね』

やっぱりメニューや価格のない寿司屋は緊張します。ネットである程度の口コミで情報を得られるようになっても、ね。

僕は社交性は高くないので、常連さんと大将のお話に入っていけるわけでもなく、かといって、鮨や素材に対する造詣が深いわけでもないので、結果として与えられたもの以上のものを得る事ができませんでした。

おまかせの後の追加の穴子も常連さんと大将の会話を聞いて、実際に美味しそうだったから注文したものであって、それを見ていなかったら、注文することはなかったでしょう。

逆に言えば

  • コミュ力がある

もしくは、

  • 寿司や素材についての造詣が深い

ならば、メニューがあるお店では味わえない経験ができるのではないかと思います。

今回の僕には残念ながら、それはありませんでした。

『ちょっとした対処方法』

では、コミュ力なし、造詣も深くない人が廻らない寿司屋で楽しむにはどうしたらいいでしょうか?

普通に考えれば、料理の味が自分にあうなら、お店に通い、ちょっとずつ交流を深め、いろいろ教えていただき『常連さん』になるというのが正攻法です。

近道というのは無いように思えます。

でも、たとえ安いと感じても、それはたまの外食だからであって、毎月、毎週使えるほど裕福じゃない人の方が多いでしょう?違う?俺はそうだよ。

千里の道も一歩からというけれど、その最初の一歩が人より若干遠くにいける一歩があればいいなと思いません?

で、僕の経験なのですが、ちょっとしたショートカットはあると思っていて、
それは『常連さんの紹介で来店する』ってやつです。

これだと、常連さんの手前、そこまで蔑ろにできない事が多いです。

だから、廻らないお寿司屋さんに行くときは、会社の仲のよい上司なんかに「いい寿司屋あったら教えてください」って聞いて、その人の紹介でって予約をすると結構いい思いできたりしますよ。

『鮨あおき』さんは美味しいお店でした。常連となるような頻度ではいけないかもしれませんが、またいつか再訪したいと思います。その時は、与えられたもの以上のものを持ち帰りたいものです。

僕の数少ない人に教えて喜んでもらえるお店の中に、寿司屋はないので、いつか開拓できたらいいなぁと思いましたとさ。

『鮨あおき』さんの食べログアドレス
http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13023776/